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「思うように進まない」を解決!家族で行う大掃除、3つの「時短」ポイント

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年末の大掃除、進んでいますか? 毎年年末に近づくと、普段なかなか掃除できない部分が気になり「今年中にキレイにしたい」という気持ちになりますよね。でも実際に始めてみると、掃除する部分の多さに途中で疲れてしまったり、小さい子どもがいれば掃除に集中できず途中で終わってしまったりと、なかなか思うようにできないことが多いもの。

年末年始の休日は何かと予定も多く、多くの人が大掃除にあまり多くの時間を費やすことができません。そこで大掃除のプロである家事アドバイザーの方に、効率的に進めるために家族と一緒に行う大掃除のコツを教えてもらいました。

働くママの2人に1人は大掃除に満足していない!?

大掃除に関する興味深い調査結果があります。プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社が行った「家族の大掃除に対する意識&実態調査」によると、共働き世帯が増えている中、働くママの2人に1人が大掃除に満足していない実態が明らかになりました。

家族の大掃除の満足度

家族の大掃除の満足度

その理由は、「仕事で忙しく思うように時間をかけられなかった」(54.1%)などの時間的な理由に加えて、4人に1人(25.7%)が「作業を家族で分担できなかった」と回答しています。

ママが満足していない理由

ママが満足していない理由

一方で、大掃除の満足度を聞くと、働くパパ(65.3%)と子ども(67.5%)は6割以上が満足しています。理由としては、働くパパは「いつもの掃除では手が回らない部分を掃除できた」(55.1%)、子どもは「家がとてもきれいになった」(80.7%)、「家族全員がそろって大掃除をして楽しかった」(23.7%)が上位に挙がりました。

パパと子どもが満足した理由

パパと子どもが満足した理由

 ママ、パパ、子どもの大掃除の分担の実態は……?

家の中の22カ所中で、家族の誰が掃除しているかという結果も出ています。

去年の大掃除で中心になって掃除を担当した場所

去年の大掃除で中心になって掃除を担当した場所

パパが大掃除の中でメインに行うのは「エアコンなどの電化製品」「お風呂」「窓」の3カ所、子どもは「子ども部屋」のみ、あとの18カ所はママがメイン担当と、大掃除全体の8割はママが担っていることが判明。大掃除におけるママの負担が大きいことが浮き彫りとなっています。

家事アドバイザー矢野きくのさんに聞く、家族で効率的に行う大掃除のコツとは?

矢野さん

これらのアンケート結果にもある通り、大掃除をする場所はママの方が圧倒的に多く、十分な時間もかけられず、家族の協力もそれほど得られない……そんな状況が垣間見えました。そんな状況を変えるべく、家事アドバイザーの矢野きくのさんに、家族で分担して効率的に行う大掃除のコツについて教えていただきました。

ポイント1:具体的な大掃除リストを作ろう

矢野さんによると、家族で行う大掃除のポイントは3つあるそうです。

『1つ目は作戦会議です。家族みんなで大掃除する場所を具体的に、できるだけ細かくリストアップします』

家族を巻き込むためにも、まずは大掃除をしたい場所を細かく書き出すことが必要なのだそう。

ポイント2:場所を明確にして自分ごと化する

『2つ目は、場所別の担当者を決めることです。自分の担当が明確になると、自分ごと化されるので責任感が生まれ、ちゃんと掃除しようという気持ちが高まります』

大掃除するために書き出した場所の横に、担当する人の名前を書き出すことが大切だそうです。「自分の担当はココ」だと思うと、責任を持ってやろうという気持ちになりますよね。

ポイント3:やれる所だけに集中してキレイにしよう

『3つ目が、やるべきことだけに集中することです。あれもこれもと手を出すと時間切れになって不満が残ります。それよりも集中してやった方が達成感もあり満足度も高くなります。見極めの潔さも大事です』

いろいろな部分に手をつけると時間が足りなくなる……そんな経験のある方は、最低限やりたい場所から始めたらいいのですね。ここで大切なのは、パパや子どもを最初から巻き込んで、一緒に掃除をすることだと矢野さんは言います。

『家族みんなで大掃除をすることで、ここはどういう風に掃除をするのか、家族で共有することができます。掃除の仕方がわかると、誰もが掃除できるようになり、家族の掃除分担が進みます。作戦会議や担当大臣任命を導入することで、大掃除が家族の年末イベントとなり、大掃除をきっかけに日常の掃除につなぐことができます』

大掃除をきっかけに、家族が普段の掃除もできるようになるとのこと。ママ一人の日々の負担も軽くなるかもしれません。

忙しい毎日の家事、育児の合間に、年末の大掃除をママ一人で行うのは本当に負担が大きいもの。まだ大掃除が終わっていないという方は、ぜひプロの意見を参考にして、家族みんなでやってみてはいかがでしょうか?

 

文・山内ウェンディ

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