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「認可保育園」とはここが違う!認可“外”保育園を選ぶコツ

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毎年、秋から冬にかけては翌春からの保育園入学の準備シーズンです。働くママにとっては、保育料の安い「認可保育園」に落ちてしまったら、保育料が多少高くても(=「認可外保育園」だとしても)入園させたいもの。そこで都内の認可外保育園での勤務経験がある筆者が、認可外保育園を選ぶコツをお伝えします。

認可“外”保育園は「危ない保育園」?

認可外保育園は無認可保育園とも呼ばれ、国が定める基準を満たしていない児童福祉施設のことを指します。

「許可外保育園」=「保育園として認められていない」ということではない

“認可されていない保育園”と聞くと、なんだか怖い気持ちがするかもしれません。しかし国が定める基準とは、給食や園庭があること、施設の広さ、保育士の数といった条件です。実際にはこうした条件をクリアしていなくても、安全な空間で優秀な保育士が子どもを見てくれる認可外保育園はたくさんあります。

個性的な保育や教育に力を入れているところも

認可外保育園では国や自治体からの制約がないので、英語教育やリトミックに力を入れていたり、保育士がしっかりと子どもを見守るアットホームな雰囲気であったりといった保育をしているところも。認可外保育園を選ぶ際には、こうした園ごとの特色を考慮するのがおすすめです。

ママの勤務状況や居住地は不問など、選考基準は園次第

休業中や求職中のママが認可保育園の選考に落ちやすいのに対し、認可外保育園ではママの勤務状況や居住地は選考材料にならないこともあります。その他に休日や祝日、夜間などの時間外保育が可能であったり各家庭の事情を考慮した対応をしてくれたりと、多少の融通が利きやすいことも。

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保育料は高くなりがち ただし忙しいママにとって「嬉しいメリット」も

保育園に入園させる時に気になるのは1ヶ月の保育料です。認可保育園は運営費が国や自治体から補助されているので、保育料は各世帯の収入にもよりますが比較的安く済みます。一方で認可外保育園は民間運営のため、保育料は各世帯の収入に関わらず一定。その金額も園側が設定するため、自治体によっては補助が出る場合もありますが、保育料は高くなることが往々にしてあります。

しかし認可外保育園では、おやつやミルク、オムツを園側が用意してくれる所もあります。ミルク代やオムツ代があまりかからないので、トータルで考えるとそこまで保育料の高さは気にならない場合もあります。

また認可保育園では必須となっている、事前にすべてのオムツに名前を書く、登園時に着替えやオムツを所定の場所に入れる、オムツを持ち帰るといったことをしなくても良い所もあります。認可保育園に比べて、毎日の保育園準備が楽というのは、多少保育料が高くなったとしても忙しいママにとっては大きなメリットでしょう。

保育園の見学ポイントは?

実際に保活をする際にはいろいろな保育園を見て回ることと思います。園を見学した際にどんなポイントをチェックすべきなのでしょうか。

園内の照明は明るいか、暗いか

まず確認してほしいのは、照明の明るさです。園の中が暗いと、それだけ保育園の雰囲気も暗い可能性があります。また暗いということは清掃がしっかり行き届いていない可能性も。意外とチェックしないポイントですが、子どもを明るくのびのびと保育するために、実は照明の明るさは欠かせません。

保育士の有資格者、割合、入れ替わりの頻度

また保育士については、園長先生や担当者に直接質問をするのがベスト。資格を持っている保育士の人数、有資格者と資格のない保育補助の割合、常に何人の保育士で子どもを見ているのか、保育士の入れ替わりは激しいのかといったことです。保育士の入れ替わりが激しい認可外保育園は、常に保育士不足となって子どもをしっかり見られていない可能性があるからです。

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保育園の安全意識がよくわかる「災害対策」・「緊急時の対応」

非常口の場所や消化用具の有無、災害時や不審者が来た時の対応についても質問しましょう。認可外保育園は雑居ビルの2階以上にある場合も多くあります。そんな中で緊急時にスムーズな対応をしているなら、基本的にしっかりとした保育園だと言えます。認可外保育園に不安を持つママの安心材料にもなりますよ。

テレビの見せ方、見せる頻度

園にテレビがある場合には、子どもにどのくらいテレビやDVDを見せているのかも確認してください。保育士が足りないのでテレビを付けっ放しにして子どもを放置しているのか、歌やダンスを踊る時間に限定して見せているのかなど、テレビによって保育園の質もある程度推測されるからです。

認可保育園と認可外保育園、どちらも良い面はある

以上、認可外保育園のチェックポイントをご紹介しました。

認可保育園も認可外保育園も、どちらも良い面はあります。「認可外だから……」と一概にネガティブになる必要はなく、どのような保育園なら入園させたいかをしっかり吟味して選んでみてくださいね。

文・秋山悠紀

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