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旦那の愚痴や姑への悩み 独身が傷つく既婚者の言動

結婚して子どもができると、共通の話題を話せるママ友や近所の主婦の友だちが増えますよね。一方で学生時代からの繋がりや独身の友だちともうまく付き合っていきたいという人は多いはず。

筆者は独身時代に、既婚者の友だちとの距離を感じてしまったことがありました。その言動をご紹介します。

ママ友とは違う!気を付けたい行動あれこれ

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“共感”を大事にする女性にとって、共通の話題で同じ悩みを分かち合うのは心安らぎ、楽しいもの。ただママ友とは同じ話で盛り上がれるのに対し、独身女性と既婚女性では、こぼしたい日々の愚痴も全く異なってきます。

友だちだからと、ついつい話したくなる旦那や育児、姑の悩みや愚痴は控えた方がいいかもしれません。経験をしたことがないことは共感できないので、相手はどう返答したらいいか困ってしまうからです。

さらに結婚願望のある独身女性であれば、こちらは愚痴のつもりでも「結局はないものねだり。贅沢な悩みだな」と思われてしまう可能性も。こういった愚痴や悩みは、相手から「話してよ」と勧められない限りは避けた方が無難でしょう。

また独身の友だちとの食事やお茶に、“子どもを連れて行くかどうか”も慎重になった方がいいかもしれません。こちらが「子どもも連れてっていい?」と聞いた時、面と向かって断れる人はそう多くないのです。本音では「子どももいると落ち着かないし、ゆっくり話せないな」と思ってはいても、気を遣って「いいよ」と言ってくれる場合の方が多いはず。

親しき中にも礼儀あり。相手が独身の友だちに限らず、自分の都合だけを考えた行動をしないことが友だち付き合いには必要ということでしょう。

「あなたが羨ましい」は独身が嫌な気持ちになる言葉?

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また自分としては本音で言った言葉でも、相手にとってはただの嫌みとして捉えられてしまう言葉もあります。「独身に戻りたい」、「時間とお金を自由に使えるなんてうらやましい」といった、独身をうらやむ言葉です。

こういったことを言われてしまうと、独身はなんと返事をしたらいいのか、会話に戸惑ってしまいます。また、「そんなこと言われても……。じゃあ結婚しなければ良かったのでは」「自分が選んだんでしょ?」となんだか不愉快に感じてしまうことも。

また相手が結婚や出産を希望しているかどうかに関係なく、「まだ結婚しないの?」「子どもは産まないと一人前じゃない」「女に産まれたのなら結婚と出産の幸せを」といった言葉も要注意です。

自分が結婚をして出産をしたからと言って、女性全般に同じ経験を求め、人生に優劣をつけるかのような言い方は絶対に避けた方がいいでしょう。これらは相手のプライバシーを土足で踏み込む行為ですし、何よりも今の時代はどんな生き方を選択してもいいはずですから。

大事なことは、お互いの境遇の違いを楽しめるかどうか

人は往々にして同じ境遇であることで仲が良くなりがち。しかし大事なことは、独身であろうと既婚であろうと子どもがいろうといなかろうと、お互いの境遇の違いを楽しめるかどうかです。逆にそれが楽しめない関係性ならば、そこまで友だち付き合いをする必要もないと諦めもつくのではないでしょうか。

もちろん、上記のような言動をされても楽しく話を聞いてくれたり嫌な気持ちにならなかったりする友だちもたくさんいるでしょう。ただ仲の良さに甘えて互いを気遣わずに、大事な友情が壊れてしまうのは避けたいもの。独身の友だちとの付き合い方に悩んだら、ぜひ参考にしてみてください。

文・AKI イラスト・ごぼふく

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