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「働くママの急な休み」フォローする側の本音とは? #ママの働き方を考える

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働くママにとって、子どもが体調を崩しやすい風邪の流行シーズンはヒヤヒヤします。もし子どもが体調を崩せば、じっくり子どもに寄り添いたいのに仕事が溜まっていったり、同僚に迷惑がかったりと、子どもと仕事の間で葛藤する場面も多いですよね。

今回はそんな働くママが急な休みを取った際の、一緒に働く同僚の方の声をご紹介します。育児しながら仕事をしていく上で、今後気持ちよく仕事をしていくためのヒントが隠されているかもしれません。

「お互い様」の気持ちでやっています

ママスタコミュニティでは、急に休むママにも寛容なコメントが見られました。また、独身の頃に感じていたこととは異なる意見を持っている方もいるようです。

『仕事を休まないようにするのは当たり前。でも、同僚が体調不良や子どもの看病で休んだときに、申し訳なさそうにしてるときに「困ったときはお互い様だよ」って気持ちになるよ』

『お互い様だからなんとも思わないし、店長も同じぐらいの子どもがいるからなのか、だいぶ融通きかせてもらって、理解ある職場でかなり助かってます』

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『私は休まれる側だけど、自分もいつ体調不良で迷惑掛けるかわからないし、私は子どもはまだいないけど、子どもがいるお母さんたち、家計の為に一生懸命働いて子どもの世話もして、それだけでも尊敬するし協力したくなる。小さい子がいればしょっちゅう風邪ひくことくらい分かるし、ほんとに子どもの風邪で休むのは母親なんだから仕方ないと思っている』

『独身ならともかく、同じ母親なのに責めることできないな。私も子どもが小さいとき、迷惑かけてたくさんフォローしてもらったから、今は私ができる限りフォローしたいなと思う。皆申し訳なさそうにしてるし、気持ちもすごくわかるから』

『正直言って独身の頃は子どもを理由に休んでばかりの人にイライラしてた。予定があっても、その人のせいで残業させられるし体調悪くなっても病院すら行けないし。でも自分が今その人の立場になって母親も大変なんだなって理解できたから両方の気持ちが分かる』

申し訳なさそうにしているママをフォローしてあげたい、子どもが小さいときにフォローしてもらった分いまはフォローしたい、という声がありました。

積極的にフォローします

休む理由には、育児以外にも介護やそのほかさまざまな理由がありますよね。どんな理由でいつ休むことになるか、どの人にとっても他人事ではないかもしれません。職場の働くママが休むことになったら、自分もいつ休むことになるかわからないので、積極的にフォローするという声がありました。

『私はそんな日がいつかくるだろうから、他の人が急な休みには積極的にでるようにしてる』

『自分が休みのときに急な欠勤があったら、積極的に代勤するよ』

『同僚が休んだ場合、お互い様だからって気持ちで仕事するよ。どんな休みでも、カバーしてあげなきゃって思う』

『お子さんの看病で休む人を責める気持ちにはならない。むしろ具合が心配だし、看病大変だろうなと思うだけ』

『自分が当日休んでしまったときは迷惑かけて申し訳ないなって気持ちで一杯になるし、休んで当たり前だなんてこれっぽっちも思わないけど、他の人が当日休んでも迷惑とは思わないな。大変だけどカバーしていこうって前向きに考えて仕事するよ』

自分もいつ休むかわからないため、休んだ方の代わりが必要な職場では積極的に手をあげたり、フォローしようとする声がありました。

正直休まれると痛い。そんなときには必要なことは?

フォローする側としては、子どもの体調不良は仕方がないとわかっていても、やはり仕事が増えるのは確かです。仕事の引き継ぎがしっかりされていないとフォローが難しい場合もあります。感謝の言葉がなければ気持ちよく対応することも難しいかもしれません。フォローしてくれる方のことを考慮すれば、日々真剣に仕事に取り組んだ上で、休む際には早めの連絡を心がけること引き継ぎなどをもれなくすること、そして感謝の気持ちを表すことなどをしっかり行いたいですね。

『子どもの体調不良で休むことは仕方がないと思う。だけど、最初から言ってたからと当たり前のような態度なのは腹が立つ』

『正直休まれるといたい職場です。子どもの看病だから仕方ないよって感じです』

『看護師。1人休むと担当患者がそれだけ増える。それはもうものすごい負担かかるよ。夜勤を急に休まれたら仮眠どころか食事も取れない』

『本当に急に休まれたら迷惑なのに、せめて体調怪しかったら前日の夜にでもメール欲しいわ』

育児中の人以外にも、介護中の人、定期的に通院が必要な人など、さまざまな人が働き、どんな人も急に仕事を休む必要が出てくる可能性がありますよね。誰かが急に休んだら、仕事が一切回らなくなる職場は、人員体制や職場環境の改善も求める必要があるかもしれません。

しかし、仕事を休む可能性があると事前にわかっている場合には、周囲への感謝を忘れずに、早めの連絡を心がけたり、さまざまなサービスを調べて備えておくなど、いろいろな方法があります。しっかり備えつつ、休む場合も、フォローする場合も、お互いに気持ちよく仕事ができたらいいですね。

 

文・山内ウェンディ イラスト・193

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