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「鉄道博物館」で出発式、アニメ『シンカリオン』は1月からTBS系でスタート

テレビアニメ化が発表された瞬間から「いつはじまるの?」「地方でも観られる?」など、大きな話題になっていた『新幹線変形ロボ シンカリオン』。先日、ついにその詳細が明かされることになりました。
発表イベントの地に選ばれたのは、乗り物好きっ子たちの”聖地”といっても過言ではない「鉄道博物館」(さいたま市)。じつはここ、「京都鉄道博物館」「リニア・鉄道館」とともに、ストーリーでその地下に存在する特務機関「新幹線超進化研究所」があるとされる「シンカリオン」の舞台でもあるのです!

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(c)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/超進化研究所・TBS

「シンカリオン」3機、中川家、声優さんたちと豪華ゲスト続々

ステージが設けられた車両ステーション・転車台のまわりは、親子連れでいっぱい。司会のアナウンサーさんも「2階までぎ〜っしりですね!」と驚くほどです。まずゲストに登場したのは、駅員さん姿の漫才コンビ・中川家のおふたり。芸能界でも屈指の鉄道好きとして知られる弟・礼二さんですが、兄・剛さんのほうは?

「いえ、全然!」(剛)。「もうちょっとオブラートに包めよ」(礼二)。「いや、くわしくはないというだけで、しょっちゅう乗ってます」(剛)と、最初からしっかり笑わせてくれます。

次に礼二さんによる「チェンジ! シンカリオン!」の呼び込みで登場したのは、「E5はやぶさ」「E6こまち」「E7かがやき」3機のシンカリオンです。礼二さんが「はやぶさ」の胸にある先頭車両を目にして思わず「すごい迫力ですね。ここが『こまち』と盛岡駅で連結したりするわけですね」というと、すぐに隣にいた「こまち」と胸と胸を合わせるドッキングポーズを! 鉄道ファンから「おおっ!」のため息がもれます。

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(c)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/超進化研究所・TBS

その後映像で2018年1月6日(土)朝7時〜(TBS系全国28局ネット)で放映スタートのお知らせが流れると、会場から大きな声援が上がりました。

さらにサプライズゲストとして登場したのが、メインキャラクターを務める声優さんたち。主人公の速杉(はやすぎ)ハヤト役の佐倉綾音さん、男鹿(おが)アキタ役の沼倉愛美さん、大門山(だいもんやま)ツラヌキ役の村川梨衣さんです。

「もちろんロボットがカッコよかったり、少年たちの成長や葛藤もあるのですが、それと同時に大人たちの戦いや子どもを見守る上での葛藤もあって。ぜひ親御さんにも、それから電車が好きな大人の方にも楽しんで観ていただきたいなと思います」と、佐倉さん。

沼倉さんは「現場のスタッフさんの熱意もすごいです! その思いをみなさんにも届けられるように、自分もがんばらなきゃ!と思いました」。

そして村川さんは……じつはまだ収録がスタート前ということで「(パートナとなる「かがやき」の)カッコいい姿を見て、アフレコがさらに楽しみになりました!」。

続いてゲスト声優として、中川家のおふたりが出演していることも明かされました。

「主に車掌、車内アナウンスをやっています。JRさん監修なので文言がほぼ実際と同じで、かなりリアルにやらせてもらいました。めちゃくちゃうれしくて、テンションが上りました」と、礼二さん。「かなり細かいところまでやってますね」という剛さんはごく普通に、礼二さんはテレビでもおなじみのクセの強さを(笑)残してやったそうで、会場の期待に応えて車掌ネタを披露すると笑いが巻き起こりました。

イベント最後には、現在同じ時間帯で放映されているアニメ『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド〜機動救急警察〜』の「サイクロンインターセプター」も登壇。「シンカリオン」へと、土曜日朝7時〜の枠が託されました。

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(c) TOMY/ドライブヘッド・TBS、(c)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/超進化研究所・TBS

中川家も期待する、”鉄道あるあるネタ”も?!

イベント終了後には中川家のおふたり、さらに番組プロデューサーさんを交えてのインタビューが行われました。

礼二さん「知り合いの小学2年生の子がいるんですけど、その子が『シンカリオン』(の玩具)を持ってウロウロしていたんですよ。で、これ、何やねん?!と。インパクトがすごかったです。子どもってだいたいヒーローものと鉄道系、好きなものがわかれますけど、それが一緒になったというのはすごいことですよね。どんだけ巻き込むねん!っていう(笑)」

剛さん「ちっちゃいころ、新幹線のおもちゃに顔を書いたり、ロボットに見立てて遊んだりしていたんですよ。なのでやっとこの時代がきたな!と」

礼二さん「新幹線らしさを残しつつ、ロボットのフォルムを考えるのは難しかったと思いますよ。腕の部分を1編成、2編成にしたのはよくぞ思いついたなと感心しました」

車掌役でアニメに登場するのは、これまでいくつかアニメ作品に関わってきたおふたりにとってもとくにうれしかったことのよう。

礼二さん「(今までで)一番やりやすかったです。台本を読んでいただけで、僕はテンションが上がりましたね。自分なりに、クセは出してみました(笑)」

剛さん「実際に新幹線に乗っていても、クセあるバージョンとそのままバージョンがありますよね。僕は普通のほうでやらせてもらったんですが、ふだん聞いている文言をいえるというのはありそうでない経験なので、楽しかったです」

さらにはプロデューサーさんに、こんなリクエストも。

剛さん「(新幹線車内のシーンでは)人との絡みも入れてほしいです。改札でモメるおじさんとか」

礼二さん「鉄道ファンからすると、『みどりの窓口』の方の券売の速さがわかるようなシーンも入れてほしいです。大人だけ気づく、みたいなところがあったらおもしろいかなと」

「そういうリアリティは大事にしたいです(笑)」と、プロデューサーさん。「今回はJRさんが監修してくれたので実現しましたが、実際の新幹線をアニメにしようとしてもなかなかできないことなんですよ。リアルに乗れる新幹線がロボットに変身する。子どもたちからすれば現実と地続きで想像しながら觀られるものって、なかなかないと思うんです。ロボットになってからはフィクションですが、リアルな新幹線のシーンはできるだけ現実に忠実にしたいと思っていて。今おっしゃったような鉄道あるあるネタもなるべく入れるようにしています。新幹線は日本中で誰もが知っているものだと思いますが、そうした幅広さは持ちながらも鉄道マニアの方も裏切りたくないと思っています」。

そして制作スタッフ陣には、鉄道マニアもいるという裏話も!

プロデューサーさん「ロケハンと称して、各地に行ってネタを拾ったりしています(笑)。いろんな地方で『シンカリオン』は活躍することになると思うので」

剛さん「僕らも細かいアナウンスや、いろんな地方の文言を録音したんですよ」

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(c)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/超進化研究所・TBS

礼二さん「どこに出てくるのか、それも楽しみにしていただけたらと思います」

新幹線変形ロボ シンカリオン』は2018年1月6日(土)より、朝7時〜7時30分TBS系全国28局ネットで放送開始です!

*現在同時間枠で放送中の『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド〜機動救急警察〜』は、2018年1月より新プロジェクトがスタート。無料配信による新シリーズがはじまり、8月には完全新作となる「劇場版」の映画公開も決定! くわしくは公式サイトへ

 

取材、文・鈴木麻子