横向きでも痛い！「妊娠後期」の寝る姿勢とは
妊娠後期になるとお腹が随分と大きくなってきますよね。日常生活の中で不自由に感じてしまう場面も多いことでしょう。なかでも悩ましいのが、休息を取るための「寝る体勢」。仰向けから横向きに寝る姿勢を変えても肋骨が痛くて寝れない、お腹痛いと感じる場面が多いようです。 妊娠後期の寝苦しさ、先輩ママたちはどんな風に寝る体勢を工夫して乗り切ったのでしょうか？
妊婦あるある！？ 寝苦しいのは寝る姿勢の影響も大きい
妊娠後期。多くの妊婦さんが抱える「寝る姿勢」問題
「寝る体勢が辛いなんて私だけ……？」そう思っていたあなた、安心してください。多くの人が妊娠後期には同じ悩みを抱えていました。とくに8～9ヶ月頃になると、その辛さもピークになるようです。
『今妊娠9ヶ月です。ほんと寝苦しいですよね。最近はトイレが近くて必ず夜中起きるし、寝るだけでも疲れちゃう』
『そのくらいのときは、寝苦しくて熟睡できないよね』
体が痛い、お腹痛い。寝苦しい理由はさまざま
『私は双子だったんですが、赤ちゃんが動くたびに肺が痛くて咳が出るし、あばらや肋骨もかなり痛かったです。夜、寝ていて痛さで目が覚め、起き上がってお腹をさすって少し下にさがると痛みはやわらぐのですが、それの繰り返しでした』
『私は逆子にならないように右を下にして寝なきゃならなくて、枕とか毛布とか旦那に足を乗せて寝ている。熟睡できないし、朝方のこむら返りが恐怖だし……。もう少しだと思ってがんばる！』
妊娠後期は寝る姿勢にひと工夫
多くのママたちが、大きなお腹での寝苦しさを感じていました。先輩ママたちからは、具体的な対処方法がいくつも寄せられています。
横向きに寝る姿勢で痛みがやわらぐ
『横向きでお腹の下にバスタオルを折ったのを仕込んで、足の間に布団挟んで寝ていた』
『私もクッションとかを足に挟んで寝ると楽だったよ』
寝苦しい妊婦さんの救世主は抱き枕
『厚めの抱き枕を足に挟んで横向いて寝るのはどう？』
『私はなぜか７カ月くらいまでは仰向けが一番寝やすかったです。8カ月以降はきつくなり、月みたいな形の抱き枕を買って、横向きに寝ていました』
『私はマタニティー抱き枕を足の間に挟んで寝ていました。あとは枕を高くして、上半身を少し高くするとラク』
マットレスを変えることで寝る体勢がラクになることも
妊娠後期の寝る姿勢をサポートするひとつの方法として、マットレスの硬さに注目してみるのもよいかもしれません。マットレスが柔らかすぎることで体が沈み込んで寝る体勢がうまくとれなかったり、逆にマットレスが固すぎて腰に負担がかかりやすかったりする可能性も。実際に横向きで寝るなどしてみて、ちょうどいい硬さのマットレスを見つけてくださいね。
寝苦しい妊娠後期だからこそ、休息を優先して
楽な体勢に個人差はあるかと思いますが、多くの先輩ママたちがおすすめする対処方法として「脚に抱き枕や毛布、バスタオルを挟むと楽」という意見が多くあがっていました。厚みのあるものを下に引いたり、脚に挟んだりするのがポイントのようですね。横向きで寝るのも痛い、寝る体勢を工夫しても変わらない。そんなときは無理して寝ようとするのではなく、細切れいいので休息する時間をとれるといいですね。旦那さんが出勤した後に二度寝したり、お昼寝したり。妊娠後期で寝る体勢が辛いとお悩みの方は、ぜひ一度お試しください！
文・編集部 イラスト・くずり
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