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子どもの寝顔に「ごめんね……」毎晩の罪悪感を乗り越えた話

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子育てをしていると、「理想と現実のギャップ」に悩んでしまうこともあるのではないでしょうか?

例えば筆者は就寝前には親子の時間を楽しみながら、子どもと穏やかな気持ちで眠れるものだと考えていました。しかし実際は、毎晩のように「おもちゃを片付けて!」「トイレに行って!」「明日の用意をして!」と子どもたちを叱る毎日。あるときは、子どもが泣きながら眠ってしまい、その寝顔を見ながら「ごめんね……」と反省する日もあります。

理想の育児を「育児本」に求めていた毎日

振り返ってみると、子どもが生まれてから、いつも「時間」を気にしていました。

例えば1人目の子どもが1歳になるまでは、よく「育児本」を読んでいました。育児本の”月齢ごとの1日の流れ”を確認し、育児本通りの生活を過ごしていました。

子どもが1歳を過ぎても、それまでに身に付いた「育児本」を意識したような行動は変わらず、1日のスケジュールを綿密に立てていました。そのため子どもが思うように動いてくれないとイライラし、声を荒げて怒ってしまうことも。

しかし怒鳴ったところで子どもは変わることもなく、思い通りにならないことに筆者の怒りもますますヒートアップしていきます。子どもに優しい声で話せば、思い描いたスケジュール通りに行動できるようになるかもしれないのに、それができない毎日を過ごしていました。

友人から学んだ「タイムスケジュール」への新たな気づき

そんな日々を変えたのは3人目の子どもを出産したばかりの友人の一言がきっかけでした。私が悩みを打ち明けると、彼女は「夜11時に寝てるよ」と笑っていました。友人宅には小学2年生と幼稚園の年長、2か月の赤ちゃんの3人の子どもがいます。夜はパパの帰宅を待って夕食をとり、その後パパと子どもが一緒に入浴すると、子どもたちの寝る時間は夜11時になってしまうそうです。

しかし友人は、時間が遅くなることを家族のせいにも自分のせいにもせず、今はそれが精一杯だと割り切っているようでした。ママと子どもだけの時間で無理をするよりも、パパの帰宅を待ち、パパにも育児に参加してもらうことを選んでいたのです。ママが怖い顔をしながら1人で育児を頑張るよりも、家族に合ったタイムスケジュールで生活できることを、その時はじめて知ったのです。

「まあいいか」が親子の暮らしを楽しくする

友人との会話の後、私は子どもの就寝時間を「夜9時までに絶対寝かせる」という考えから「夜9時台に寝かせよう」と目標を変えてみることにしました。するといつもより気持ちに余裕が生まれることになったのです。育児本通りのタイムスケジュールは、自分の家族の都合を考えて、あくまで参考程度に取り入れることが大切なのだと分かりました。

それでも子どもにイライラしてしまうこともあります。そんなときは深呼吸をしたり、コーヒーや好みの飲み物を飲んだり、チョコレートを口に入れて一息ついてみることに。自分が落ち着ける方法で、少しの間子どもから意識を離してみました。

それでも怒りすぎてしまった日は、筆者は子どもと一緒にお風呂に入り「ごめんね」と伝えています。お風呂の中では、不思議と優しい気持ちで子どもに接することができるのです。育児や家事と忙しい毎日でも「子どもと本音で話し合う時間」を作るようにすると、以前より感情的になることも少なくなり、穏やかに過ごせるようになりました。

これは筆者の一例ですが、理想として思い描いていた「育児本」の通りにいかなくても、生活の中で「まぁいいか」と肩の力が抜くことが気持ちの余裕につながることも。現実の育児は思うようにならないことも多々あります。がんばりすぎてしまうママは、「まぁいいか」と自分自身を許してあげることで、穏やかな気持ちで子どもと向き合い、育児をもっと楽しめるのかもしれませんよ。毎日頑張るママの参考になれば幸いです。

文・石丸文恵

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