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『スター・ウォーズ』をマジメに科学するジュニア向け空想科学読本が発売

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©& TM 2017 LUCASFILM

ママもそうですが、とりわけパパが熱狂的な『スター・ウォーズ』ファン! という家庭は少なくないのでは? 我が子も巻き込もうと、小さなころからシリーズをくり返し観せまくっているパパも実在します(笑)。
新たな3部作の第2章となる映画『スター・ウォーズ/最後のジュダイ』の日本公開(2017年12月15日より)を前に、そんな家庭にぴったりの本が発売されました。

大人気『ジュニア空想科学読本』シリーズの最新刊!

あの『スター・ウォーズ』と、小学生を中心に人気の『ジュニア空想科学読本』シリーズがまさかのコラボ! 先日発売されたのが『STAR WARS スター・ウォーズ空想科学読本』です。
著者は『ジュニア空想科学読本』や『ポケモン空想科学読本』で知られる柳田理科雄さん。ふたつを合わせると累計92万部という、大人気のシリーズです。

本の一部をピックアップしてみると、こんな感じです。

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●地球の人間がフォースを使いたければ、決死の覚悟で臨まなければならない!

●C-3POのお笑いセンスから、地球の人工知能の未来がわかる!

●ハン・ソロを冷凍したすごい科学は、マグロの刺し身のおいしさと関係がある!

●もしヨーダが結婚したら、1万5,376人の孫がいた…かもしれない!

ルーク・スカイウォーカーが使うフォース、ライトセーバーを自在に操るジェダイの騎士など、驚くほど大きなスケールで展開する設定やストーリーで世界中を夢中にさせ続けている『スター・ウォーズ』。子どもから大人までトリコにするその世界をとことんまじめに、科学的に解釈しています。

映画『スター・ウォーズ/最後のジュダイ』公開前に、ぜひ一読

ところで本書を記したご本人、柳田理科雄さん自身はどう思っているのでしょう? こんなコメントが寄せられています。

「『スター・ウォーズ』だけで1冊書きませんか? と依頼されたときにはビビりました。あれほど世界観がハッキリしている物語に、科学という尺度を持ち込んじゃっていいの? めちゃくちゃ怒られない!? でも書き進めるうちにどんどん楽しくなって、気がつけば好き勝手に筆を走らせていました。2冊ぶんくらい書くところでした。
『スター・ウォーズ』は、全体の設定はもちろん、キャラにも、メカにも、エピソードにも魅力が満載で、それらを科学の視点から見るだけで、次々に楽しい結論が得られます。現実と虚構が絶妙に混じったすごいコンテンツです。それにしてもこの企画、よくルーカスフィルムさんがOK出しましたね。信じられん……」

たしかにノリノリで筆を走らせたことがよくわかる、ユニークで楽しい推察が並んでいます。パパママはクスクス笑いながら読み進め、子どもにとっては将来科学者を目指すきっかけになる……かもしれない1冊。新作の公開前に読んでおけば、映画を観ながらイメージをより広げることができそうですよ。

『STAR WARS スター・ウォーズ空想科学読本』(講談社 KK文庫)
2017年10月31日発売
定価:770円(本体700円)

文・鈴木麻子

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