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衆議院選挙「期待できる政党がない」と答えた主婦が圧倒的

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衆議院選挙まで、あと数日! といっても、実際のところ「子どものお昼寝中にガンガンやってくる選挙カー。早く静かになってほしい」程度にしか思えないママもいるかもしれません。一方で「待機児童問題をどうにかしてくれそうな政党って、どこ?」など、投票先を真剣に悩む人もいるはず。
先日発表された「第48回衆議院選挙」をテーマにしたアンケート調査結果。回答したのはママたちも含めた、働く主婦層です。
さて、あなたはどの党、どの候補に投票する予定ですか?

「期待できる政党がない」と答えた主婦が圧倒的

アンケートを行ったのは、主婦に特化した人材サービス「しゅふJOB」の調査機関。「期待する政党」に対する回答の第1位が「どの政党も期待できない」というところに、みなさんの苦悩が感じ取れる結果となりました。

1.あなたは衆議院総選挙の投票にいきますか?
投票に行く→84.9%
行かない→3.7%
わからない→11.4%

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あくまで「予定」かもしれませんが、現実の投票率からは想像もできないほど高い数字が! 主婦のみなさんが現実にこの数字だけ投票に行けば、世の中がちょっと変わるかもしれません。

2.働く主婦の声を政策に反映してくれると期待できるのは、どの政党ですか(複数回答)?

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挙がった政党名で第1となったのは「希望の党」。現状ではかなり苦戦を強いられているという報道がほとんどですが、このアンケートを取ったのは選挙戦前半。このころは「希望の党」小池百合子氏への期待が、同じ女性としてまだ強かったのかもしれません。
次いで現与党である「自由民主党」。さらに「わからない」と続きます。
そして第1位となっている「どの政党も期待できない」は28.5%。4人にひとり以上がそう考えているわけですね。

3.今回の選挙で、気になる争点について教えてください(複数回答)。

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第1位となった「消費税など税制改革」、第3位の「働き方改革」など生活と密に関係する項目が上位にきています。
多くのママたちが気になる「待機児童の解消」は18.0%と、5人にひとり弱。すでに子どもが保育園の年齢を過ぎていたり、子どものいない女性も含めたアンケートゆえの数字かもしれません。

「働きながら育児する大変さを知らない」政治を変えたい!

結果を見てやはり気になったのが、「期待できる政党はない」という多くの意見でした。フリーコメントを拾ってみましょう。

「家事をしたことのない人や子ども・介護など会社組織以外の人づきあいをしたことのない人間に、働く主婦や専業主婦はわからないと思うから、机上の理論にしか聞こえない」(40代)

「一概に”働く主婦層”といっても、抱えている問題は多様。子どもを夜まで預けてバリバリ働きたい人もいるし、仕事を多少セーブして子どもを優先したい人もいる。多様な働き方や生き方、すべてを受け止められる政党は今のところ見つけられない」(30代)

「どの政党も、とくにワーキングマザーの声を十分に聞いているとは思えない」(50代)

「生活が楽になった実感はありません。何より出産を機に、働き方を変えざるを得ない社会が変化していない。それについての具体的な対策を打ち出している政党がない」(30代)

「子育て世代を本当に大事に思うなら、保育園の充実や同僚の理解が一番ではと思います。それは介護休暇を習得する場合でも同じです。その根本を理解していただいている政治家に、がんばってほしいと思います」(50代)

コメントを読むとわかるように、多くの人が主婦の「実態をわかっていない」と考えています。
とはいえ「どうせわかっていない」「期待していないから」と投票に行かないのでは、「多数決で出た意見にそのまま従います」と言っているのと同じこと。「せっかくの日曜日がもったいない」「選挙に行くの、忘れそう」と思うなら、ぜひ期日前投票を活用してください!
国勢調査(平成27年度)によれば有配偶者女性の労働人口は、1,552万人。その85%が投票するとすれば、1,300万票にも及びます。小さな声でも集まったときの重みを信じて、ぜひあなたの意志を一票に反映させてください。

アンケート調査

<しゅふJOB総研>(株式会社ビースタイル)

調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:999名
調査実施日:2017年10月11日(水)〜13日(金)
調査対象者:ビースタイル登録者/求人媒体『しゅふJOBパート』登録者

文・鈴木麻子