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つわりのせいで歯磨きが辛い…口をゆすぐだけでも虫歯予防できる?

記事提供:イクシル

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妊娠中のつわりはとても辛いものです。今回は妊娠2カ月の妊婦さんからの相談です。つわりで歯ブラシを口に入れることすら出来ないと悩む相談者さんですが、口をゆすぐだけでも虫歯予防は出来るのでしょうか。専門家に聞いてみました。

プレママからの相談:「つわりが辛くて歯磨きできません」

『現在妊娠2カ月です。つわりが酷く、あらゆる物のにおいが気になり、すぐに吐いてしまいます。口の中が気持ち悪いので、歯磨きをしてスッキリしたいという気持ちはあるのですが、歯ブラシを入れる事を想像するだけで、気持ちが悪くなります。しかし虫歯は避けたいのでどうにかしたいのですが、口をゆすぐ事で精一杯です。そんな状態でも何もしないよりはましでしょうか?やはりゆすぐだけでなく、液体歯磨き等を使用した方が良いでしょうか?(30代・女性)』

虫歯になりやすい妊娠期。口をゆすぐだけでも効果あり

妊娠中は体質が変わり、虫歯になりやすくなります。歯磨きが難しいつわりの時期は口をゆすいだり、うがいをしましょう。

『虫歯が発生するメカニズムは、歯についた歯垢で虫歯菌が繁殖するためです。特に糖分は虫歯菌のエサになるので、食後は歯磨きを行った方が良いとされています。歯磨きが出来ないのでしたら、つわりが落ち着くまで、うがいだけでも構いません。(産科・婦人科看護師)』

『妊娠中は、ホルモンバランスや唾液の質・量が変化すること、食事が頻回・不規則になりがちであること等から、細菌が繁殖しやすく虫歯になりやすい状態です。そのため、できるだけ予防に努めることが大切です。口をゆすぐことができれば、何もしないよりずっと効果的です。液体歯磨きを使ってもかまいませんし、においが苦手なら、無理に使う必要はありません。(歯科衛生士)』

うがいは食後20分までに。体調良い時はブラッシングを

うがいは、食後20分までに行うのが良いようです。歯磨きは食後に限らず、体調が良い時に試しましょう。

『食後10~20分経過すると、口の中が酸性になってくるので、その前にうがいをした方が効果的と言われています。水のうがいだけでも良いようですが、洗口液・緑茶・食用の重曹でのうがいの方が効果がありますし、歯磨きの後であればより効果的です。重曹を使う時は必ず食用の重曹で、100mlの水に小さじ半分くらいの重曹を入れて、よくかき混ぜて溶かしてからうがいしてください。(産科・婦人科看護師)』

『食後にこだわらず、体調の良いタイミングを見計らって、一部分だけ楽な気持ちで磨いてみるのも良いでしょう。歯磨き粉は付けず、舌や喉の方に当たらないよう、ワンタフトブラシや子ども用歯ブラシ等のヘッドが小さい物を使い、ごく小刻みに動かします。また、唾が溜まって気持ち悪くならないよう心持ちうつむいた姿勢で、鼻でゆっくり息をしながら磨くのがコツです。(歯科衛生士)』

『歯ブラシが舌にあたることで、嘔吐反射を引き起こす場合もあります。舌苔を取る場合は、食後に時間を空けて、舌ブラシやガーゼで磨きましょう。(助産師)』

妊娠中は虫歯になりやすいため、虫歯予防が大切です。食後はうがいだけでも行いましょう。体調が良い時には、歯磨き粉は付けなくても良いので、歯ブラシでブラッシングしてみましょう。

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コラム出典:つわりのせいで歯磨きが辛い…口をゆすぐだけでも虫歯予防できる?
(by イクシル)