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メンバーそれぞれの運命が変わる!? 激動の1時間『コード・ブルー』第9話レポート

救急センターのメンバーたちがチームとしてまとまりを見せる一方、これまでの放送で積み上げられてきた問題が一挙に動き出した『コード・ブルー』第9話。今回の放送はこれまでにない密度の1時間でした。
最終回目前のドラマ『コード・ブルー』、今週もママスタBBSに寄せられた感想を交えつつレポートしていきたいと思います。

(※記事中には本編のネタバレがあります! 未視聴の方はご注意ください)

『コード・ブルー 〜ドクターヘリ緊急救命〜』第9話あらすじ

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(C)フジテレビ

初療室に運び込まれた急患3人。一人は両角孝平(成田瑛基)、33歳の車椅子ラグビー選手です。ハーフタイムのウォーミングアップ中、車椅子ごと階段から落ちたとのこと。さらに熱傷の患者、高所転落の患者の3人が運び込まれますが、藍沢耕作(山下智久)をはじめとする救命メンバーが力を合わせ迅速な対応を行った結果、3人とも命を落とすことなくICUへ移動させられました。橘啓輔(椎名桔平)は数ヶ月前を思い返しながら、白石恵(新垣結衣)が引っ張る救命がいいチームになってきたと語ります。
医局では名取颯馬(有岡大貴)の父、将馬(山田明郷)が待っていました。突如現れた父の目的とは、息子を自分の病院に引き戻すことでした。

三井環奈(りょう)は息子、優輔(歸山竜成)が最近「疲れた」という言葉を口にするようになったと夫、橘に報告します。3年間、優輔の心臓移植を待ち続けてきたがもう限界と悟った橘は海外での移植を提案し、三井も同様の考えでした。そんなとき、移植ネットワークから連絡が入ります。

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(C)フジテレビ

そして翔北救命救急センターに消防からドクターヘリ要請が入りました。千葉新都市地下鉄開通前の線路内にて崩落事故が発生、負傷者多数、子どもも含まれているといいます。
皆がそれぞれに今後の人生を左右するような決断を迫られる1時間……。一体どうなっていくのでしょうか。

「疲れた……」子どもに言われるのはつらすぎる

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(C)フジテレビ

「お母さん、天国ってあるかな……」
優輔くんのつらすぎるセリフでスタートした第9話。もう移植を待ち続けるのは「疲れた」のだといいます。
それを聞いた橘先生が「死の恐怖を突き付けられての3年だ……これ以上、心が持たない」と話すシーンを見て、親と医者両方の立場から息子を思う彼の気持ちと、優輔くんがこれまで戦い続けてきたであろう恐怖に胸が痛みました。

『この子は親のために頑張って生きるのを投げ出さないようにしてるんだよね。疲れるよね』

『子どもに疲れたって……つらすぎる』

『すでに泣きそうなった。我が子に言われたら……』

移植の報せに喜んだのも束の間、優輔くんがまさかの拒否……

「疲れた」と呟いた優輔くんに、移植の報せが届きます。やっとこの苦しみから解放されるんだ!と、テレビの前で喜んでいたら、当の優輔くんが突如「移植は受けない」と言い出すので固まってしまいました。
医者として人の命を救う父親のことが大好きだという優輔くん。そんな父が自分が病気になってからというもの、ほかの子どもが死ぬのを待つようになった。そんな姿は見たくない……。小さな子が病気と闘いながらここまで考え込んでいたんだと思うと涙が止まりませんでした。
このシーンでは、自分が子どもに言われたら……と感情移入してしまうママが続出でした。

『子どもにこんなこと言われたらつらすぎる』

『ごちゃごちゃ言ってないで、さっさと移植しなさい! お父さんのこと好きならなおさら!』

『親は自分の大事な子どもが自分より先に死ぬなんて考えたくないし、死んだら元のお父さんに戻るはずがない。早く移植を受けて元気になることが1番だよ』

『大好きなお父さんを悲しませないで』

『こう言わせてしまうのも病気。人の心には重すぎるんだよ。言葉がないわ』

『子どもの気持ちも親の気持ちも分かるなあ』

『お父さんは他の子どもが死ぬのを待つようになったって、これすごくきついな……。子どもって潔癖だから、生きることの汚さに耐えられないんだよね』

悩む橘先生を導いたのは緋山先生

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(C)フジテレビ

優輔くんの言葉に「移植を受ける」と返事が出せずにいた橘先生の背中を押したのは、緋山先生でした。
上司と部下という枠を超え、そのときに決断すべきことにアドバイスができる関係って素晴らしいですね。
息子の言葉にショックを受けていたように見えた橘先生ですが、彼が優輔くんへかけた言葉には、親の強さがあふれていました。

藤川先生にフライトドクターを辞めてもらいたい冴島さん

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(C)フジテレビ

サードシーズンに入り、藤川先生に対して「フライトドクターを辞めてほしい」という気持ちを匂わせる冴島さん。
今までの冴島さんだったら、絶対にこんなことは言わなかったはずなのに……。しかし彼女の「大事な人をこれ以上失いたくない」という言葉に、「これまでのつらい経験が、フライトナースとして誇りを持っていた冴島さんにこのセリフを言わせてしまったんだ」と胸が苦しくなりました。

しかも終盤に起きた地下鉄線路内での崩落事故で、冴島さんが恐れていた事態が……!?
次週が最後とは思えない展開に、放送が待ち遠しいような、見たくないような……(いや、見たい。早く続きが見たい!)。

ということで、とうとう次週9月18日は最終回。30分拡大での放送ですが、その時間の中で今回の事故で起こった出来事がどのようにまとまるのか……。
一週間、長く感じそうですね。

最終回もお楽しみに!

文・鈴木じゅん子 編集・伊東杏奈