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大きな成長を見せたフェローたち『コード・ブルー』第6話レポート

先週放送の第5話では、冴島さんの赤ちゃんとのつらい別れが描かれた『コード・ブルー』。冴島さんを襲う悲しみと、彼女に寄り添うメンバーたちの優しさがしみる回でした。問題だらけだったフェローたちも、少しずつ一人前の医師やナースに近づいていますね。
今週もママたちの感想とあわせて、ドラマ『コード・ブルー』、レポートしていきたいと思います!

(※記事中には本編のネタバレがあります! 未視聴の方はご注意ください)

『コード・ブルー 〜ドクターヘリ緊急救命〜』第6話あらすじ

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(C)フジテレビ

藍沢耕作(山下智久)と新海広紀(安藤政信)により、天野奏(田鍋梨々花)の手術は無事に終了。ですが、白石恵(新垣結衣)が新海に手術のことを聞くと、どうも歯切れが悪い。奏の両親は手術結果に納得しているらしいのですが……。

一方、17歳の男子高校生が脳死判定を受けることに。それは橘啓輔(椎名桔平)の息子、優輔(歸山竜成)のもとに移植可能な心臓が来るかもしれないということ。循環器内科医の井上宣顕(滝藤賢一)の指摘に、橘は期待を抱いてはいけないと自分を制します。

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(C)フジテレビ

そのころ、冷凍倉庫内で荷崩れ事故が発生。翔北救命センターにドクターヘリ出動要請が入り、藍沢と藤川一男(浅利陽介)、雪村双葉(馬場ふみか)が向かいます。商品保護のため冷凍室の電源を切れないという寒さの中、藤川たちは治療を開始。患者を救命センターに搬送する藤川は、灰谷俊平(成田凌)、横峯あかり(新木優子)と交代しました。

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(C)フジテレビ

灰谷たちは藍沢の指示の元、冷凍室内の負傷者のもとへ。なんと治療を初めて間もなく電源が落ちてしまい、暗闇の冷凍室内に、灰谷と横峯は負傷した作業員と閉じ込められてしまいます。落雷が原因の停電で復旧には2時間ほどかかるよう。しかも、未だ落雷の可能性があるためドクターヘリも飛べない……。

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(C)フジテレビ

そんな中、冷凍室の外で藍沢が診ていた作業員の容体が急変! さらに冷凍室内の灰谷と横峯は、多量の出血をしているもう1人の作業員を発見。フェロー二人だけでこの事態に対処しなければならなくなるのですが……。

あんなにダメダメだったフェローたちが……大きな成長を感じました

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(C)フジテレビ

シーズン3が始まってからというもの、メンバーたちの悩みの種となってきたフェローたち。頼りない姿にハラハラ、イライラさせられていた方も多いのでは? ママスタBBSにも、フェローたちの動向を心配するママたちの投稿が続出していました。

「4人がフェローの一番最初(1話)と、今のフェローの差が激しすぎる。今のフェローは、ゆとりを全面に出してるのかな」

「こんなときに弱気な先生だなんてもっと不安で痛みに耐えられなくなるよ」

ですが藍沢先生だって藤川先生だって、最初から一人前のドクターだったわけではありません。彼らが年月を重ねて立派な医師に成長してきたように、このフェローたちもきっといつかは……と期待する声も。

「藤川だってポンコツだったけど立派になったし、この人たちもなれるよ」

そんな期待に応えて、今週はそれぞれに大きな成長を見せてくれました。とくに何かにつけてビビリがちの灰谷先生! 藍沢先生の言葉に背中を押されて、臆病な自分と戦いながら過酷な状況下での処置に挑みます。

「灰谷がんばれ!お前ならできる!」

「灰谷先生って臆病なだけで優しさとか使命感とか謙虚さとかはちゃんとあるんだよね」

「灰谷やればできる子!よくやった!」

一番頼りなかった灰谷先生が、患者さんの命を救いました。こういう経験を積み重ねることで自信をつけて、一人前のドクターになっていくのでしょうね。

医師として、父として。橘先生の複雑な気持ちに涙……

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(C)フジテレビ

17歳の男子高校生に下された脳死判定。「橘先生の息子さんのドナーになるのでは……!」と多くの人が望んだと思いますが、少年の臓器は別のドナーが受け取ることに。
他人の命を救う医療従事者として、ドナーを待つ子の父親として。橘先生の複雑な気持ちは、見ていてとてもつらくなりました。

「橘先生は複雑だよね。子どものためには誰かの死を待たないといけないし、自分は誰かの命を守る立場だし」

「橘先生、息子に移植してほしかったってどうしても人の親だったら思っちゃうよね。業が深いことかもしれないけど生きるってそういうことなのかもね」

脳死の少年の臓器が6人の命を救う

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(C)フジテレビ

まだ若い男の子の体からたくさんの臓器を摘出するシーンでは、いろいろな感情があふれてきて胸が苦しくなりましたね。橘先生の「あんなに大勢の医者がやってきて、少年の身体から何もかも持っていくんだな」という台詞が印象的でした。

「自分の子どもがもし脳死判定されても臓器提供なんてできない……」

「臓器提供って大切なことだし、すごいことだともわかってるんだけど、自分の親族や子どもがもしそういう状況になったときに、臓器提供するとは言えないかも……」

「自分の子どもが臓器提供はつらい。けど、もしもらう側ならやっぱりほしい」

「子どもの臓器は子どもにあげてほしい」

「こんなに命を救えるんだね1人で。すごいわ。(泣) 」

「脳死受け入れられない……でも移植を待つ側だったら……すごく複雑」

このシーンは子を持つ親として、臓器を提供する立場、待つ立場と両方の視点から観た方が多くいたようで、BBSでも「複雑」という感想が多く投稿されていました。

ドラマをきっかけに、ドナーカードを見直そうという声も

見ていてとてもつらいシーンでしたが、1人の命が6人もの命を救うというのは本当にすごいことだなと感じました。この放送を見て、ドナーカードや臓器提供について考えさせられたという人も多かったようです。

「私もドナーカードに記載してるわ。亡くなったら生かせるものは役に立ててほしい」

「こんなにたくさんの人を救えるなら私は自分が脳死の場合提供したい!」

「保険証の裏が、ドナーカードになってるから、後でちゃんと見よう」

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(C)フジテレビ

『コード・ブルー』第6話、ドクターヘリの出動や、緊迫感ある現場のシーン、臓器提供という命について考えさせられるテーマと、「これぞ、コード・ブルー!」という内容でしたね。
フェローを育てる立場となったメンバーたちの姿も、とても頼もしく感じます。

そして、次週予告では「ヘリ墜落」という衝撃の言葉が……。
そのヘリには誰が乗っているの? できれば不幸な事件は見たくない……。そんな気持ちになりつつも、来週の放送も見逃せませんね。

文・鈴木じゅん子 編集・伊東杏奈