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国産と外国産の食材、どっちが安全?【朝ごふんコラム】

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今回のテーマは、「国産と外国産の食材」についてです。日本産だから安全なの? 外国産は危険? ママたちの気になる疑問について消費生活アドバイザーの古谷由紀子先生に伺いました。
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輸入食材も日本の安全基準をクリアしている

――スーパーでお肉を選ぶとき、国内産と外国産とあったらどちらを選べば安全ですか?

古谷:基本的には、どちらでも安心して大丈夫。海外では国によってとても広い土地で生産するでしょ。そのため「どこまで管理できているの?」と心配になることもあると思うの。それもあって、お母さんたちは「国内産のほうが安全なんじゃないか」「外国産は心配」と思うかもしれないわね。

輸入食材に関しては、日本の食品安全基準(※1)に合わせて、輸出国における安全対策のほか、輸入時対策や国内対策など各時点で管理・検査などの監視体制を取っているの。たとえば、日本で認められていない添加物なども入らないようにチェックしているの。もし、少しでも心配な要素があれば、すぐに検査が入って、一般の人にも情報が伝わるようになっているのよ。

(※1)参考:厚生労働省 輸入食品の安全性確保

食品の安全情報は「内閣府食品安全委員会」で確認

――私たちが最近の食品の安全事情について情報を得たいと思ったとき、どこか見られる場所はありますか?

古谷:食品安全基本法に基づいて作られた「内閣府食品安全委員会」(※2)があるんだけど、そこのホームページが充実しているわね。食品について心配なことがあったら見てみるといいわよ。

――知りませんでした! 定期的にチェックしたほうがいいですか?

古谷:そうね。食の安全についていろんな情報が出ているから、勉強になると思うわよ。KID’S BOX(キッズボックス」」や「お母さんになるあなたへ」というのもあるわ。ただ、「危険なものが出るかもしれないから常にチェックしていないといけない」ということまではしなくていいんじゃないかな。なにかあったら必ずニュースで取り上げるから、さらに詳しい情報を得たいと思ったときに見るくらいでもいいと思う。

(※2)参考:内閣府 食品安全委員会

しょうゆも砂糖もとり過ぎたら「毒」になる!?

古谷:食品について「これがいい」「あれが悪い」というけど、基本的には量との兼ね合いだということの基本を押さえるといいと思う。たとえば、しょうゆとか砂糖とかは、食べても体に害はないと思っているでしょ。

――思っています。なにか害があるんですか?

古谷:調味料として使う分には問題ないわよ。ただ、量をとり過ぎたら毒にだってなるわよ。どんなものでも、適量を守ることが大事なの。

「天然は安全、合成は危険」は本当?

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古谷:もう一つは、天然か合成かということをみんなは気にするわよね。天然のものは絶対大丈夫だろうと思うかもしれないけど、実は天然のものにだって毒はあるのよ。

――そうなんですか!? なにが毒になるんですか?

古谷:たとえば、よく 知られているジャガイモのソラニン(自然毒の一つ)など植物には多くの有害物質が含まれており、多量に食べたり適切な食べ方をしないと食中毒を起こすこともあるの。ほかにも、はちみつの場合、大人が食べる分には問題ないけど1歳未満の子の場合は腸内環境が整っていないのでボツリヌス症にかかる可能性があるの。だから厚労省(※3)や消費者庁(※4)から「1歳未満の乳児には与えないように」という注意喚起も出てるのよ。

(※3)参考:厚生労働省 蜂蜜を原因とする乳児ボツリヌス症による死亡事案について
(※4)参考:消費者庁「子ども安全メールfrom消費者庁」

「毎朝みんなでゴハンを食べながら、たった5分でも家族のコミュニケーションをとって欲しい」という想いからはじまった『朝ごふん』プロジェクト。
このコラムでは、忙しい朝でも親子で話せる子どもの安心・安全情報について紹介しています。

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