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突然夜中に泣き叫ぶ子ども…もしかして『夜驚症』かも!?

記事提供:ならいごとキッズ マガジン

突然夜中に泣き叫ぶ子ども…もしかして『夜驚症』かも!?

夜、子どもが眠りについて1~2時間くらいしてから、急に飛び起きて怖がった様子で泣いたり叫んだりすることはありませんか? 赤ちゃんの夜泣きとは明らかに異なるこの様子は、幼児や子どもに稀に見られるケースで、『夜驚症』と呼ばれるものです。

汗をびっしょりかいていたり、心拍数が上がって興奮状態にあったり、場合によっては嘔吐したりすることもあるのですが、その様子を目にしたママは驚きあわててしまうかもしれませんね。では、もし夜驚症と思われる症状が出たときに、私たちママはどう対処したら良いのでしょうか?

『夜驚症』と『夜泣き』の違いって?

夜驚症の症状は、主に入眠後3時間のノンレム睡眠(深い眠り)の状態に集中して起こります。これとは逆にレム睡眠(浅い眠り)のときに起こるのがいわゆる『夜泣き』で、ここが大きな違いとも言えます。

夜泣きの場合には、声を掛けてあげたり部屋の電気を付けてあげたりすれば、目をしっかり覚まして治まることもあるのですが、一方の夜驚症は、深い眠りにいた所を突然発作的に泣いたり叫んだりする状態なので、いくら親がなだめたりしたとしてもその声は子どもには届きません。そして数分後にまた眠りにつくのですが、朝起きても当時の事は覚えていないというケースがほとんどなのです。

『夜驚症』はどうして起こるの?

この夜驚症が繰り返し起こるのは、小児全体の5パーセントというアメリカの調査結果があります。では何が原因で起こっているのでしょう。

実は、今のところ、はっきりとした原因は分かっていません。ですが、脳の機能がまだ発達途中の段階であることが関係している可能性が高いとされています。その証拠に、夜驚症は成長につれて症状がなくなっていき、最終的にはほぼ100パーセント自然消失するんだとか。また、何かしらの恐怖体験や不安も要因の一つとして考えられています。

治療は可能なの?

先述の通り、夜驚症の原因と考えられるのは、大きく分けて『脳の未発達』と『恐怖体験・不安』の二つです。

つまり、脳が完全に発達を終える頃には症状は消えるもので、これといった対処法もなく年月が経つのを待つしかないのが現状です。ただし、少しでも改善をしたいと思う場合には、原因となる恐怖や不安を取り除いてあげることで、治療の効果をもたらすことも十分あり得るそうです。

例えば、「もう大きいのだからトイレは一人で行きなさい」と言われた子どもが、その頃から夜驚症の症状が現れはじめたといいます。しかし、母親が付き添って行くようにしたところ、夜驚症の頻度が減ったという事例も…。必ずしも改善されるというわけではありませんが、ある程度の効果は期待できそうですね。

夜中に起こる夜驚症は、一緒に寝ているママにとっては正直辛いものかもしれません。時間が解決してくれると分かっていても、頻繁に起こると、やっぱり不安やストレスもたまりますよね。

子どもから不安要素を見つけて上手く取り除いてあげることや、また、ネットなどで同じように悩むママを探して交流を持ってみると、心強く思えたり安心したりできるかもしれません。どうしても心配な場合などには、小児科や睡眠障害を扱う専門のクリニックなどに相談してみてくださいね。

参照/
睡眠障害のことが分かるサイト『夜中に突然泣き叫ぶ「夜驚症」の症状と原因、対策など』
メルクマニュアル医学百科家庭版『小児の睡眠障害』

記事提供:mamaPRESS

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(by ならいごとキッズ マガジン)