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子どもが喜んで寝室に行くかも!?寝かしつけにピッタリなプロジェクターBOOK

「もう寝る時間だよ!」「早く寝なさ~い!」と子どもに何回言えばいいの……と毎晩お疲れのママは多いのではないでしょうか? 筆者もその1人でした。早く寝かせようと頑張っても「えーまだ寝たくない」「もうちょっとコレしてから」子どもたちとの攻防戦は毎晩続きます。なんか寝るのが楽しくなるもの、ないかな~?

そんなことを思いながら最近見つけたのが、『親と子のおやすみまえの7つのおはなしプロジェクターBOOK』です。子どもが自ら寝室に、しかも喜んで行くようになったきっかけとなったこの本。そのワケをご紹介します。

暗い寝室の壁や天井に、光で絵が映し出される!

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『親と子のおやすみまえの7つのおはなし プロジェクターBOOK』シリーズは、プロジェクターと名前にもある通り、暗い寝室の壁や天井にフィルムを映し出し、その映し出された絵に合わせてお話を読み聞かせるというものです。

セット内容として入っているのは懐中電灯のような形のプロジェクター1つと、それに差し込むカートリッジ7枚、そしてお話の内容が書かれた「おはなしBOOK」。カートリッジ1枚には1話分、8枚の絵が入っています。

使い方はこうです。

<使い方>

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懐中電灯型のプロジェクターと、青いカートリッジ

①お話の入ったカートリッジを懐中電灯型のプロジェクターにセットする。

②部屋の電気を消す。

③プロジェクターのスイッチを入れ、壁や天井に向けると、絵が映し出される。

④絵を切り替えながら、そのシーンに合わせて読み聞かせをする。

普段の絵本の読み聞かせと比べると、ママが読み聞かせする点は同じ。でもこの本は、子どもたちは暗い部屋の中で、天井に光で映し出された絵を見ながら話を聞くことになります。いつもとは違う雰囲気に子どもたちのワクワク感がグンと増して、寝る前の時間が特別なものになるから不思議です。

寝室がワクワク空間に! ただし注意点も

幼児から小学生までと幅広い対象年齢になっているこのプロジェクターBOOK、わが家の子どもたちは皆まさに対象年齢。この本のおかげで「早く寝よう」「まだ寝たくない」というこれまでの不毛なやり取りが、「プロジェクターでお話読もう」「うん!」に変化したのは、ただただ感動です。

ただ問題が1つ。お話1話分につき8つの絵があり、映し出される絵に合わせて「おはなしBOOK」を読んで聞かせるのですが、部屋が暗くて本の文字が読めないのです……! わが家では「暗い部屋で見ることが楽しい」とのことで、本を読むために小さなライトをつけることは許されませんでした。

そのためどのシーンでどういう話を聞かせるかを、先に覚えなければならないのが難点です。しかも8シーン×全7話 =56シーン……。

結局、途中で分からなくなったら、シーンに合わせてなんとなくお話を作るようになりました。最近では、しどろもどろな部分を娘が私の代わりに話し出すようになっています。予想外に親子のコミュニケーションが生まれた点はこのプロジェクターBOOKの良いところでした。

聞くところによると、子どもの寝かしつけをする期間はあっという間に過ぎるのだとか。小学生の上の子はもう寝かしつけは必要ありませんが、このプロジェクターを使うときは一緒に聞いています。「早く寝ないかな……」と思いつつも、もう少しの間、さまざまな手を使って寝かしつけの時間を楽しみたいと思います。子どもたちの寝かしつけに1役買ったこのプロジェクターBOOK、お悩みの方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

親と子のおやすみまえの7つのおはなし プロジェクターBOOK こわ~い妖怪のおはなし編

収録話:ろくろ首/妖怪ニャン魚/妖怪ケシカス・妖怪ネリケシ/かっぱ/トイレの花子さん/妖怪オニだんしゃりん/あいさつ妖怪三銃士(全7話)

価格:1,296円(税込)

発売日:2017/4/28

出版社::宝島社

※このシリーズにはほかにも、『世界のおとぎばなし編』『頭のいい子に育てる日本のおはなし編』や『Disney ちいさなプリンセスソフィア おやすみまえの8つのおはなし プロジェクターBOOK 』などがありますよ。

文・山内ウェンディ

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