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ママ初心者の大きな助けに! 「新生児訪問」のススメ

新生児訪問って何をするの?全員に来るものなの?里帰り出産した筆者。退院後1週間ほど経った頃は1時間毎の授乳に苦戦し、疲れ果てて寝不足のピークに達しました。「母乳が足りていないのかも?」と不安になり、ミルクを多めに飲ませてしまったのがトラブルのもと、なんと4時間も子どもが起きず、おっぱいはカッチコチに……。

困って電話で姉に相談すると「市に電話すると助産師さんが無料で来てくれるよ」と教えてくれました。

すぐに電話し、次の日の朝一番に助産師さんが訪問。助産師さんはすぐに母乳マッサージに取りかかり、「あら〜大変だったわね〜」と笑いながらも「母乳はちゃんと出てるよ。赤ちゃんの吸う力もだんだん強くなってくるから大丈夫! たくさん飲んで寝てくれるわよ」と明るく励ましてくれました。なんとホッとしたものか。おかげで詰まっていた乳腺も通り、今まで1時間毎だった授乳も徐々に時間を置くようになり、2~3時間は寝てくれるようになりました。

後で分かったのですが、これが「新生児訪問」でした。行政のサービスは意外と知らないことが多いもの。この「新生児訪問」とは、いったいどんな制度なのでしょう?

新生児訪問とは?

新生児訪問とは母子保健法に基づき、主に新生児の発育や、栄養、生活環境、疾病予防、ママの健康状態などの指導を目的として、生後28日以内(里帰りの場合は60日以内)に保健師や助産師が家庭に訪問する事業。赤ちゃんやママの状態を見るとともに、必要なサポートを行ったり情報を教えてくれたりします。費用はかかりません。

よく似た事業に、児童福祉法に基づいた「乳幼児全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)」があります。こちらは生後4ヶ月までに訪問する事業。訪問をするのは、児童委員、子育て経験者などの「訪問員」です。

「新生児訪問」と「乳幼児全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)」を兼ねている自治体や、里帰り出産でも里帰り先で訪問を受けられる場合もあります(自治体によります)。

申し込みは必要? 全員が受けられるの?

筆者の居住地域(北関東)の保健センターに伺ったところ、申し込み方法は市町村によって違うとのこと。出生連絡票(新生児訪問依頼票)を提出した人のみ訪問する地域や、提出していなくても出生届から把握して全員に訪問する地域などがあるそうです。

出生連絡票は、母子手帳に付いているハガキや、母子手帳と一緒に交付される用紙といったように、これまた地域によってさまざまな形式があります。

保健師さんや助産師さんが家に来て、何をするの?

内容は、ママの健康管理や母乳相談、育児に関する相談など。実際に「新生児訪問」を経験したママたちの声を集めてみました。

『身長体重の測定と、1歳になるまでの検診日のお知らせ、予防接種の日程表、市内にある小児科の住所と地図くれた。ありがたかったよ。初めての子どもだし、他県から嫁いだから』

新生児のうちは外出もできず孤立しがち。特に他県から嫁いだママたちは、地域に何があるかすら分かりません。小児科の地図までくれる心遣いが嬉しいですね。

『「産後のママの様子と赤ちゃんの成長を見ます」って言われたよ。里帰り先では産後1ヶ月までに3回、自宅でも1回、計4回来てもらった。両方助産師。里帰り先では沐浴してくれたり、私の尿検査までしてくれた。体重チェックと、授乳の仕方、おっぱいの状態を見てくれて、初めての子だったから助かった』

初めての出産後は小さなことも心配になりますよね。助産師さんが4回も来てくれるなんてとても心強いです。

『私はおっぱいがほとんど出なかったらしく、授乳前と後に体重を計ってどれだけ出てるかを計測するのためにほぼ毎日来てくれた。初回に「できれば母乳で育てたい」と言ったら、「できるだけ助ける」と頻繁に来てくれたよ。助かった。結局ミルクになっちゃったけど、相談に乗ってくれたから一人で思い詰めずに済んだよ』

『オッパイの上手な含ませ方を教えてもらって、マッサージもしてもらった。体重も測ってくれた』

母乳が足りているかどうかはママの一番の心配どころ。出産直後は母乳のあげ方も不慣れで、家で母乳マッサージをしてもらえるのは本当に助かります。赤ちゃんの体重がちゃんと増えているかを知るだけで、ママは安心できますよね。母乳マッサージや体重測定など心配ごとや希望を伝えるとよさそうです。

新生児訪問の内容は各自治体で違うので、気になることがあれば問い合わせてみてはいかがでしょうか。

面倒だなと思っても大丈夫。気遣いは必要なし!

とはいえ産後まもなく睡眠不足や疲れがピークの時に、他人が家に訪問することは正直面倒だなと思うこともありますよね。でも保健師さんや訪問員さんたちは、産後間もない時期と承知で訪問活動をされています。部屋を綺麗に片付けたり、茶菓子を用意したりといった特別な気遣いをする必要はありません。体調によっては早めに切り上げたり、玄関先で済ませたママもいます。「寝不足で体調が悪いので……」と伝えることも大切ですね。

ただ人に話すだけでもストレス解消になります。育児の心配ごとや愚痴を話したら、きっと気持ちがスッキリしますよ。ママと子どものために作られた制度なのですから、ぜひ有効活用してください!

文・sona

参考トピ (by ママスタジアム
保健婦が来る新生児訪問の目的って何?
赤ちゃん訪問って義務なんですか?