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ダンス好きな娘と観たい映画『チア☆ダン』

記事提供:学研キッズネット for Parents

2週間ほど前から、娘(小2)の日課になっているのが〝恋ダンス”を踊ること。人気ドラマの主題歌にコミカルな振り付けがマッチして、一躍はやったダンスです。娘は2年生最後のお楽しみ会で友だちと踊るべく、学校でも毎日練習しているそうです。

 

「星野源ってカッコいいよね♪」などと言いながら楽し気に踊る娘に、春休みに見せようと思っている映画があります。ダンスはダンスでも、チアダンスの話です。

 

『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』は、県立福井商業高等学校のチアリーディングチームが全米大会で優勝を果たすまでの軌跡を、実話をもとに描いた作品です。

 

4月から高校生になったひかり(広瀬すず)は、サッカー部に入った意中の男子を応援しようとチアダンス部に入部します。しかし部室に集まったのは、やる気のない先輩たちと、一部の経験者を除いてダンスは初心者という新入生ばかり。

 

そこに現れた顧問の女教師・早乙女薫子(天海祐希)は、素人同然の生徒たちにこう言い放ちます。

「目標は全米大会制覇! おでこ出し絶対! 恋愛禁止!」

 

上級生たちは、やってられないとばかりに全員退部。新たにダンス経験者の彩乃(中条あやみ)が部長となって、新生チアダンス部がスタートします。

本作のモデルになった県立福井商業高等学校のチアリーディングチーム「JETS」は、この3月6日、米フロリダ州で開かれた全米選手権大会の高校生チームパフォーマンス部門で優勝。みごと大会5連覇を飾りました。

けれど素人だらけのチームは、はじめて出場した福井大会で観客に笑われる失態を演じ、メンバー間の確執も露呈。チームはバラバラになってしまいます。廃部の危機を経て、“やっぱりみんなと踊りたい! うまくなりたい!!”と思ったひかりは、彩乃とともにメンバーを説得。ひかりが勢いで「全米制覇」を宣言したその日から、チームの真の戦いが始まるのです。

 

甘さを排除した特訓と、頂点を目指すがゆえのぶつかり合い。挫折と葛藤の中で高校3年生になったひかりは、彩乃とともにチームを率い、ついに全米大会に向けて旅立ちます。

「乗り越えたい自分」と向き合う青春の3年間は熱く濃密で、過ぎてしまえばあっという間のようでいて本当は長いもの。

 

その毎日をどう過ごすべきかを説く早乙女先生の一言は、大人の胸にも深く突き刺さります。

 

「とんでもない場所にたどり着く方法はただひとつ! 日々の積み重ね!」

 

それが本当であることを、ひかりたちは全米大会の舞台で身をもって知るのです。一貫して感情を見せず、スパルタ指導に徹する早乙女先生にも、実は「乗り越えたい自分」があることも映画の終盤で描かれます。

 

ごく普通の女子高生たちがダンスを通し、喜びよりも多くの挫折を味わいながら成功を収めることができたのはなぜか? それは彼女たちが特別だったからでは決してありません。自分の中の壁を乗り越え、夢に近づく第一歩が“あきらめないこと”であることなど、いくつものヒントが映画には隠れています。

 

チアリーディングの精神は、だれかを応援したり、元気づけようという気持ち。そんなチアの精神と、青春の汗と涙ときらめきがつまったこの映画は、子どもだけでなく大人にも、大きな勇気と元気をくれるはずです。

 

作品情報

『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』
3月11日(土)全国公開 配給:東宝
©2017 映画「チア☆ダン」製作委員会

作品情報

コラム出典:ダンス好きな娘と観たい映画『チア☆ダン』
(by 学研キッズネット for Parents)