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保育園入れた? 仕事と子育ての両立って大変? ママの悩みが尽きないのはなぜ

「子育てと仕事の両立って基本無理じゃないかと思う。お父さん帰ってこないし。会社に長くいないといけないでしょ? 無理な仕組みになっていると思うんだけれど」

私は上の子が産まれて1年間の育児休暇後に職場復帰し、下の子出産後も時短などしながらも、仕事を続けたワーキングマザーでした。だから、ママ友にそう言われても

「そんなことない。両立できるよ!」

と言いたかったのですが、ついうなずいてしまいました。

最初のセリフを言ったのはフランス人のママ友。彼女の旦那様は日本人。日本に昔住んでいた時にそう思ったそうです。

フランス人ママから見た日本は

フランスというと、子育て支援の充実で少子化を克服し、出生率は2.01(2014年)。子育てにやさしい国として有名です。それに対して、日本の出生率は1.45(2015年)。少子化が進んでいますが、子どもを持つママにしてみれば、そうなってしまうのは当然のようにも思えます。子どもの教育費はフランスなどヨーロッパの国々よりかなり高いですし、そのために働こうと思っても、待機児童問題、小1の壁、再就職も至難の業、正社員でもキャリア形成が困難、などなど、働こうとする女性へのハードルが次から次へと現れてきます。

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「なぜ、仕事と子育ての両立が女性だけのハードルになっているの? 男性だって同じはずなのに」

彼女は日本に住んでみて、疑問に思ったようです。仕事と子育てを両立させることが、「ママだけ」の問題になっているのは、なぜ?

ママにキビシすぎない?

男性だって子どもの面倒をみたり、家事をしたりするのは、当たり前。子どものいる家庭に手当を支給して、国が保育費、教育費を負担するのは、当たり前。文化も価値観も違うフランスから日本に来た彼女は、日本が大好きだそうですが、子育ての問題が「ママだけ」に押し付けられているような感じがするのは残念に思えたそうです。

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カップルが子どもを持つか持たないか、というのは個人的な問題であって、どちらを選択するのも自由、というのがもちろん基本なのですが、子どもが欲しい家庭には欲しいだけ、子どもを産めるように社会全体で支援する、というのがフランスの考え方なのだそうです。

ママだけの問題ではないのかも

保育園を増やしてほしい、子ども手当を充実させてほしい、切実なママの願いです。でも、本当はそういう問題だけではないのかもしれません。働き方、家族のライフスタイル、教育のあり方、もっと大きな問題なのでは?という気がしてきませんか。

専業主婦のママも働くママも、新米ママも先輩ママも、日本のママは厳しい環境でもすごくがんばっているのだと思います。それって当たり前のことじゃない!と私は言いたいです。みなさんはどう思いますか。

データ参考:厚生労働省 国立社会保障・人口問題研究所、世界銀行

文・野口由美子 イラスト・んぎまむ

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