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もしおばあちゃんが生きていたら。『梅さんと小梅さん』が教えてくれること

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あなたのおばあちゃんは、どんな人ですか? またはどんな人でしたか?

どんなものが好きでしたか? どんなことを話しましたか?

 

忙しい毎日に追われ、昔の記憶がどんどん流れていく現代。確かに存在していた「忘れたくない記憶」と、目の前の「残しておきたい記憶」。

そんな2つの記憶が“漫画”という形で描き出された『梅さんと小梅さん』がInstagramで人気急上昇中です。一見ほのぼのとしたストーリーですが、その裏には隠された作者の想いがありました。子育て中のママたちへご紹介します。

『梅さんと小梅さん』、どんなお話?

現在Instagramで公開中の『梅さんと小梅さん(@umetokoume)』。88歳のおばあちゃん(梅)と3歳の女の子(小梅)コンビの何気ない日常の幸せが描かれています。その年の差はナント85歳! ジェネレーションギャップなんて言葉では埋めることのできない二人の年齢差。しかしそんな「違い」が、二人を絶妙のコンビにしています。うなずいたり、微笑んだり、時に涙したり……、心がじんわり温かくなる二人のやりとりの数々。

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言ったことすべてをそのまま信じてしまう……こんな純粋さがいつまでも続いてくれるとこを願ってしまいますが、そうならないのが「成長する」ということなのかもしれません。

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子どもが小さいときに、よく相手をさせられた「どっちだ?」。忙しいと、ついつい面倒くさくなってしまいがちですが、梅さんは満面の笑顔で相手をしてくれますね。

後悔してももう遅い……作者が作品に込める想いとは?

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梅さんのモデルは、秋田に住んでいた作者のおばあさまたち。おばあさまが亡くなった時に「もっと自分から会いに行けばよかった。もっともっとたくさん話せばよかった……」と後悔でいっぱいになったそうです。小梅さんのモデルは、今まさに3歳だという作者のお嬢さん。幼い頃のおばあさまとの思い出や、「こんな風に過ごしたかったなぁ」という願望が描かれているそうです。

「梅さん小梅さんをご覧いただき、おじいちゃんおばあちゃんを少しでも想ってもらえたら」と作者の@umetokoumeさん。

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いろいろあるけれど……面倒くさいことも多いかもしれないけれど……それでも、『梅さんと小梅さん』を読んだ後には、無性におじいちゃんおばあちゃんに会いたくなり、自分の子供にも会わせてあげたくなります。

家族の想いがつながっていく物語、是非皆さんも読んでみて下さい。

@umetokoumeさんのインスタグラムへ

文・渡辺 多絵