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自然妊娠をあきらめて体内受精に踏み切るタイミングは?

記事提供:イクシル

自然妊娠をあきらめて体内受精に踏み切るタイミングは?

2年間妊活を続けているにも関わらず妊娠に至らず、体内受精を視野に入れ始めているという友人夫婦についての相談です。費用のこと、年齢のことなど悩みは尽きませんが、自然妊娠を諦めて体内受精に踏み切るタイミングについて、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

妊活についての相談:「体内受精に踏み切るタイミング」

『結婚後2年の友人夫婦ですが、結婚当初から子どもが欲しかったようですがなかなか授からず悩んでいます。ご主人の精子に問題はなく、奥さんは無排卵ではあるものの、排卵誘発剤での排卵は可能だそうです。30歳になって焦りもあり、体内受精に挑戦することも考えているようですが、費用もかかるし年齢的にもまだ早いかもと悩んでいるようです。自然妊娠を諦めて体内受精に踏み切るタイミングがあれば、教えてください。(30代・女性)』

1年努力して授からなければ不妊治療を始めるタイミングです

妊活を1年続けても妊娠に至らない場合、不妊症の可能性が高いです。妊活2年であればすぐに不妊治療を始めてもよい時期だと言えますが、医師と相談したうえで夫婦で決めましょう。

『一般的には妊娠するための活動を1年間続けても妊娠出来ないのであれば、不妊治療を始めるタイミングだと言われています。しかしあくまで一般的に言われていることなので、夫婦が医師と相談をして判断をしましょう。2年以上妊娠をしないのであれば、不妊治療を試してみることをお勧めします。(看護師)』

早く始めることによるメリットはたくさんあります

不妊治療を始めたからといってすぐに授かるとは限らず、時間をかけて繰り返し試したり、一つの方法で難しい場合は別の方法にステップアップする必要があります。不妊治療に早いと言うことはありませんし、開始する年齢が影響してきます。

『不妊の治療は、ホルモンバランスを整えタイミング法を試みることが、最初のステップです。また女性側だけでなく、男性が原因となっている不妊の場合もあるため、双方の不妊検査が必要です。排卵誘発剤を使用しても妊娠しない場合、人工授精を試みます。それでも妊娠が難しい場合は体外受精に進み、それでも難しい場合は顕微授精を行う夫婦もいます。ステップアップのタイミングはそれぞれですが、例えばタイミング法に1年、排卵誘発剤での治療に1年と時間をかけていれば、あっという間に数年が経過し、年齢的にも妊娠が難しくなる場合があります。(産科医師)』

『体外受精でも1回の施術で成功する確率は低く、30歳以上で25%、35歳以上ですと15%程になります。体外受精はおっしゃるように高額になりますが、1回で成功するとは言い難いので、治療を始めるのでしたら少しでも早い方がよいでしょう。(産科医師)』

妊活1年以上で妊娠に至らない場合は、不妊治療を開始するタイミングだと言われています。また、不妊治療がすぐに功を奏するとは限らず、繰り返したり方法を変えている間にも年齢が上がって行くことを考えると、治療するなら早めに始める方が良いでしょう。もちろんそれぞれの夫婦が医師と相談して決めることですので、周りは尊重して見守りましょう。

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コラム出典:自然妊娠をあきらめて体内受精に踏み切るタイミングは?
(by イクシル)