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【実話】おばあちゃんが振り込め詐欺の被害に遭いました

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「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」という言葉が出始めて10年以上経ちます。一時に比べればニュースで見かけることも少なくなり、発生件数は減少しているのかな…?と思っていたところにビックリ! ウチのおばあちゃんが振り込め詐欺の被害に遭ってしまったのです。しかも、最近の手口は親切にも自宅にまでお金を取りにきてくれるそうで…。まだまだ多い振り込め詐欺の体験実話です。

■「私は大丈夫」って、あれほど言っていたのに…

祖母には、毎回毎回口うるさいくらいに振り込め詐欺について、注意をしていました。祖母自身もニュースや新聞でその怖さは重々承知しており「私は絶対に大丈夫だよ」が口ぐせでした。

でも、やっぱり油断ってあるんですよね。

ある日「もしもし、オレだけど…」とかかってきた電話に「あ、○○?」と、親戚の名前を出してしまったのです。祖母は今年で94才。電話越しだと、低い男性の声はなんとなく同じに聞こえてしまうのでしょうか。話はそこから始まります。

■「仕事中にバッグを置き忘れちゃって…」

どうやら、相手は仕事で東京に出てきたものの、喫茶店に重要書類の入ったバッグを忘れてしまい、お金にも困っているとのこと。そんな話を聞けば、親戚の○○だと思い込んでいる祖母は、「じゃあ、うちにおいで。お金を貸してあげるよ」と言ってしまいます。すると相手は、じゃあ部下と一緒に取りに行くとのこと。私からすれば、(だったらお金もその部下に借りれば良いのに…)と思いますが、もう親戚の○○だと信じ切っている祖母には、「私が何とかしてあげなくっちゃ!」の責任感でいっぱいだったのでしょう。家の住所を教えてしまいました。

■取りに来たのは、知らない人だった

約束の時間になり、玄関のドアの隙間からそーっと覗いてみると、親戚の○○ではなく知らない男の人が一人で電柱の陰から祖母の家を見つめていたそうです。そこで初めて、祖母は「なんかおかしいな…」と気づいたそうですが、玄関のチャイムと共にドアを開けて中に入れてしまいました。どうやら、親戚の○○は急用で来れなくなったので、代わりに来たとのこと。そこでの詳細なやりとりは不明です。祖母いわくお金は渡さずに帰ってもらったそうです…が、真相は分かりません。もしかしたら、少し渡してしまっているかもしれません…。

■気を付けて!「バッグを忘れた」は常習手口

その後家族によって警察に連絡、警察官に事情を話しました。その際に警察官の方から、最近はこのような手口が増えていると聞きました。「バッグを忘れた」は、最近の振り込め詐欺でかなり多いそうで、要注意です!

対策として、「この電話は振り込め詐欺対策のため、録音させていただいております」とアナウンスが流れ、自動で録音する機械を電話機に取り付けてくれました。これは警察が無料でレンタルしてくれました。もし一人暮らしの高齢者が身近にいる方は、是非振り込め詐欺対策として取り付けることをおススメします。(※録音機器のレンタルを行っているかどうかは自治体によって異なるので、詳しくはお住まいの市区町村にお問い合わせを)

しかし、ここまで事態が大事になっても、祖母はまだ親戚の○○が本当に電話をしてきたのではないか…と信じています。そんな老人の純粋な気持ちをもてあそぶような事件は、許しがたいですね。みなさんも気をつけてください。