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子どもの寝顔を見ては「こんな母親でごめんね」と泣いていた私が救われた一言

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私にはもうすぐ3歳と1歳になる息子がいます。子ども好きだったので前職では子どもに関わる仕事に就いていましたが、このままでは仕事と子育ての両立が難しいと考え、結婚を機に退職する道を選びました。その後2人の子どもに恵まれ、1人目育児は肩の力を抜きながら、比較的楽しくやってこられたと思います。しかし1歳10ヶ月差で次男が産まれてからは、2人目育児の大変さを痛感する出来事がどんどん増えていきました…。

■朝から晩まで気の休まる時間のない毎日の繰り返し

自らの意思で仕事を辞めて、子育てに専念できるように専業主婦の道を選びましたが、2人育児は思っていた以上に大変でした。

下の子が産まれてすぐの頃は、気を引こうとしているのはわかっていつつ…授乳の邪魔をしてくる長男にイラっとしてしまうことも。また次男の夜泣きが始まれば旦那と長男を気遣って、何時間も抱っこやドライブに連れ出しての寝かしつけ。離乳食が始まれば長男に食事をとらせつつ、下の子にも離乳食を食べさせて自分の食事はいつも後回し。「今日はイヤイヤ期にさしかかった長男の相手を存分にするぞ!」と思っていても、その横でコップに入った牛乳を次男がこぼしたので会話が中断…などなど。とにかく下の子が産まれてからの毎日は、朝から晩まで気の休まる時間がほとんどない日々の繰り返しでした。

最近は下の子の動きが活発となってきたため、2人で隠れていたずらをしていたり、まだ言葉が通じない弟に対して兄が「それダメよ!」と言って思い切り突き飛ばしたりする姿も見られます。そんなときには、自分がこれまで目指してきた「笑顔のママ」や「優しいママ」という理想像からは程遠い…自分の都合で子どもを叱ったり、ときには手をあげてしまうほど感情が抑えきれなくなってしまったりする日もでてきました。

■子どもを寝顔を見ていると涙が…

自分のイライラを抑えられずに家族に当たってしまった夜は、子どもたちの寝顔を見ていると自然と涙がでてきました。「こんなに怒ってばかりのママ、嫌だよね。こんな母親でゴメンね。」と、子どもたちを抱きしめながら眠る日もありました。「明日は1日怒らないで優しいママでいよう」と決意して眠りについても、また戦争のような1日が始まるとそんな気持ちは都合よく忘れ去られてしまい、夜になると「今日も怒りすぎたな…」と反省をする日々が続いていました。

そんなとき、私を救ってくれたのは、たまたま用事があって電話をかけた私の実母なのでした。

■自由奔放な母からの、思いもよらない一言

電話する女性
実母に電話をするとき、いつも要件を伝えるとすぐに切ってしまうのですが、そのときばかりは相当行き詰まっていたのか最近の出来事を実母に話していました。いつも楽しそうに育児をしている素振りを見せていた娘が突然そんなことを話せば、母はどんな反応をするのかと、話しながら不安になりました。でも普段は少し天然が入っていて、ずっと共働きだったため「3人の子育ては保育園にお任せしていた」と話す自由奔放な性格の実母からは、思ってもいない答えが返ってきました。

『私もあんたたちの寝顔を見ながら「怒りすぎたな」って泣いてたよ。みんなそうなんじゃない?そんな時期もあっという間に過ぎちゃうから、頑張りな』

この答えを聞いたとき、私は涙を堪えるに必死でうまく受け答えができていなかったように思います…。

それから私は少しだけ気持ちの整理がついたように感じ、感情的になって子どもを叱りつける回数が少なくなりました。そして自分の中で「怒りすぎたときには、起きているときにちゃんとフォローをする」というルールを決めて、スキンシップを意識して多めにとったり、あまりにもきつく言いすぎてしまったときには子どもに「ごめんね」と伝えたりするようにもなりました。

こんなやり方で合っているのかはわかりませんし、私が態度を改めても子どもたちのヤンチャぶりは変わりません(笑)。それでも母の言葉は「幼い子どもたちと過ごせる時間を大切にしていこう」と改めて思うことができた、私にとってはどんな激励の言葉よりも心に響いた一言でした。

もし私と同じように子育てに悩んでしまっているママの心が、少しでも和らいでいただければ幸いです。

ライター:赤石 みお