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悲しい気持ちに寄り添う絵本。「うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん」

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絵本って良いですよね。筆者は子どもに読み聞かせをするたびに、目を輝かせて聞き入る我が子の姿を楽しんでいます。自分も子どもの頃にワクワク、ドキドキしながら絵本を読んだ記憶がありますが、子どもは感受性豊かだから大人が思っている以上に絵本の世界観に入り込むことができるのかもしれません。今回は、そんな絵本の力を借りて子どもに「死」について教えたときの体験談をお伝えします。

初めて経験する悲しい出来事

私事ですが、今年に入ってから大切な祖父を亡くしました。筆者の息子にとっては、初めて経験する身近な人の「死」でした。3歳の息子もお通夜やお葬式に一通り参加して、きちんとお別れすることができました。しかし、息子の心は追いついていなかったようで、「ひいじいちゃん死んじゃったの?ぼく死にたくない…」と泣くようになってしまったのです。筆者からも命や死について教えていたつもりですが、少し違う角度からも伝えてあげられないかと考え、不安な心に寄り添ってくれるような絵本を探すことにしました。

絵本を通して伝えること

筆者が選んだ絵本は「うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん」です。オランダの絵本作家ディック・ブルーナさんのうさこちゃん絵本は、言葉がシンプルなので3歳の我が子でも最後まで集中して聞くことができるのではないかと思い選びました。物語の大筋は、亡くなったおばあちゃんのお葬式に参加して別れを悲しむうさこちゃんと家族のお話です。
息子に絵本を読み聞かせながら、一緒に祖父のことを振り返りました。息子がどんな感想を持ったのかわかりませんが、悲しむうさこちゃんの姿を自分自身と重ねていたのではないかと思います。ただただ悲しく静かなお話なのですが、まずは、「死」という概念を教えることが目的だったのでこの絵本は特にそれにあっていたと思います。祖父が亡くなってから数カ月が経ちますが、息子は今も「ひいじいちゃん死んじゃったの?お空にいるの?」と聞いてきます。以前と違って泣きながらではなく、落ち着いた様子です。小さいながらに、少しずつ曾祖父の「死」を受け入れているのかなぁと思っています。

これからも、子どもに悲しいことや、辛いことを伝えなければならない日が来るかもしれません。そのときは、また絵本の力を借りようと思っています。親子で絵本を読んだ時間はきっと温かい思い出になると思うから。

転載元:悲しい気持ちに寄り添う絵本。「うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん」(by マムメモ)

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