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シンママは車を持つべき?移動手段の選び方

毎月の家計費を圧迫していると思われる、車の維持費。子どもの送迎や、移動時間短縮のために、車は必要不可欠ですが、維持費を考えると何だか頭が痛いことも……。節約できるならしたいところではあるけれど、車なしの生活はちょっと想像がつかない。逆に、「毎月の交通費を考えたら車を持った方が得なの?」と考える方もいるかもしれません。今回は、あなたのお住まいの地域や家族構成によって変わる、賢い移動手段の選び方をご提案します♪

車は贅沢品!?

地域によっては「生活保護を受ける場合には、例外を除いて車を保持することができない」などの条件があるため、車が贅沢品であるかのような気持ちになってしまうこともありますよね。でも、あなたのライフスタイルによっては必需品である場合もありますし、むしろ車を持つ方が日々の生活の節約につながることもあるんです。

車にかかる経費って実際にはどれぐらい?

車を購入し維持していくうえで、必ず発生する経費を挙げてみます。
筆者が所持している軽自動車を例にしてみましょう。主な用途は通勤、子どもの習い事の送迎、買い出しなどですが、下記の経費がかかっています。

  • ガソリン‥‥月1万円程度
  • 任意保険‥‥外資系の保険会社とネット契約で月2,000円程度
  • 自賠責保険(2年に一度)‥‥月に換算して1,000円程度
  • 自動車税‥‥月に換算して600円
  • 重量税(2年に一度)‥‥月に換算して475円
  • 車検(2年に一度)‥‥整備案件にもよりますが、月に換算して3,500円程度
  • 消耗品(オイル交換やタイヤ交換、その他メンテナンスなど)‥‥月に換算して1,500円程度
  • 駐車場‥‥持ち家のため0円

こうして見ると月々、2万円程度の計算になります。ローンで購入した場合や駐車場を別途借りる場合は、さらにその分の費用が上乗せになるので注意してください。

洗い出すことで家計の見直しにも

筆者が実際に月々支払っているのは、ガソリン代と任意保険の約1万2000円だけで、その他の経費はボーナスや手当でまとめて払っています。しかし、月々にならして積み立てていければ、手当を貯金に回すこともできるんだなと実感できました。

車とその他の交通手段を比較してみました!

では、車以外の交通手段を選んだ場合、月々にかかる経費はどのくらいになるのでしょう?
通勤距離が往復40キロ(車で片道約30分の距離を目安にしました)、小学生の子どもが二人、習い事送迎で往復10キロ(車で片道約10分未満)×週に2回で比較してみます。

電車

【自宅最寄りのA駅から、職場最寄りのB駅まで】
片道大人320円×往復×勤務日数約22日(週休2日と想定)=14,080円
※ただし、定期を購入した場合の最安値は、月に直すと約7,777円

【自宅最寄りのA駅から、習い事最寄りのC駅まで】
(片道大人190円×往復+小学生半額[端数切捨て]90円×2人×往復)×週2日(1カ月で約9日と想定)=6,660円
※回数券を購入した場合、11枚綴りが10枚分の金額で済むため、1枚辺り大人19円、小学生9円が割安に。月に直すと666円お得!

電車をメインの交通手段にした場合、月々にかかる経費は約13,800円~20,740円となります。まとまったお金を出せる場合は、定期や回数券を購入した方が7,000円近くも安くなるので断然お得ですね♪

バス

【自宅最寄りのバス停Aから、職場最寄りのバス停Bまで】
片道620円×往復×勤務日数約22日(週休2日と想定)=27,280円
※回数券を購入した場合は、月23,316円程度の換算になります。

【自宅最寄りのバス停Aから、習い事最寄りのバス停Cまで】
(片道大人250円×往復+小学生半額[端数切捨て]120円×2人×往復)×週2日(1カ月で約9日と想定)=8,820円
※自治体やバス会社によっては、小学生のバス料金が無料だったり割引があったりするので、調べてみましょう。

バスをメインの交通手段にした場合、月にかかる費用は27,800円~36,100円となり、思ったよりも月々の出費が多い結果に。ですが、バス会社によってはもっと割安の定期を発行していることもあるので、お住まいの地域の運行情報を調べて比較してみてもいいと思います。
また、習い事に通う距離くらいなら、季節によっては自転車で通うのもアリですね。天候次第で使いわけてもいいかもしれません。

地域によって交通事情は違う

ここまでの比較で、多少の差はありますが、単純に金額面だけを考えると、車を所有するより電車やバス、自転車を使った方が家計に優しいことが分かりました。
ですが、これが雪国だったら? 徒歩や自転車圏内に駅やバス停がなかったら? 電車やバスの本数がかなり少なかったら? 子どもがまだ歩けないくらい小さかったら? そう考えると、一概に電車やバスがいいとは言い切れなくなってきます。

状況や環境によって、どの交通手段が適しているかは変化する

また、子どもや自分が病気になった場合、タクシーを使わざるを得ない状況になることも考えられるでしょう。他にも、電車やバスでの移動は各所を回るため、自分で車を運転するよりも時間がかかることもあります。例えば、仕事帰りにスーパーへ買い物に寄るとなると、帰宅時間が遅くなりがちに。体力も使っているので疲れてしまい、ついつい夕飯はお総菜を買ってしまう……。など、いろいろな状況が思いつきますね。
どの交通手段を選んだとしても、目に見えないイレギュラーな出費があることを予想して、比較することが重要なのではないでしょうか。

知っておきたいサポート制度

「車は使いたいけど毎日は必要ないし、レンタカーを借りるほど長時間必要なわけでもない……」「毎月の定期代が少しでも安くならないかしら……」そんな悩みを持つあなたにオススメのサービスをご紹介します!

カーシェアリング

今、さまざまな地域に広がっている、使い方次第ではとても便利なシステムです。会員登録をして月額料金を支払うことで(無料のところもある)、車を使いたいときに使いたい時間分の予約をして使用することができます。また、会社によっては使った分だけの支払いというところも。
メリットは、レンタカーを借りるほど長い時間必要でない場合に、便利で割安に済むこと。デメリットは使いたい時間帯に予約が入っている可能性があることですが、こちらは複数の会社に登録しておけばかなりの確率で回避できます。都会にはステーションも多数あるので、都会住みのママさんはカーシェアリングの利用をぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

母子家庭の交通機関割引制度

児童扶養手当の支給を受けている世帯の負担軽減を図るため、受給者とその同一世帯の方はJRの通勤定期乗車券を3割引で購入できます。有効期限は1年間で、特定資格証明書の交付申請が必要です。残念ながら子どもの通学定期券は対象になりませんが、自治体によっては独自の割引・援助を行っている場合もあるので、お住まいの自治体に問い合わせてみましょう!

 

結局どの交通手段を選べばいいの?

電車が1時間に1本だったり、坂道だらけで自転車に乗るのが難しかったり、近所にスーパーがなかったり、小さい子どもがいたり……。維持費が高いのは分かっていても、地域や環境によって車は必需品。反対に、駅やバス停が近くにあって本数も多く、徒歩圏内に生活品を揃えられるお店が充実しているような交通・生活の便が良い地域では、駐車場料金が恐ろしく高かったりして、車を持った方がいい場所とそうでない場所がありますよね。

環境を見直して選ぶことが大切

日々の忙しさに追われてしまいがちですが、ときには生活環境や周辺情報を見直してみましょう。車がいいのか、電車やバスがいいのかは住む場所によって人それぞれ。あなたにあった移動手段を選ぶことが大切です。

 

まとめ

下の子どもをおんぶして、上の子どもと手をつないでバス停までよく歩いたな。車で遠出するときは、軽自動車で狭かったから後ろのシートを全部倒して、寝っころがりながらドライブしたっけ。電車の中で寝てしまった子どもを抱っこしていたら、見知らぬ人に席を譲ってもらったこともあったな……。
移動手段の選択は、必ず子どもとの思い出の一部になります。車を持っていても、あえて自転車で出かけることもあるでしょう。ぜひ色んな移動手段を駆使して、自分に合った方法を見つけてください。そして、子どもとたくさんの思い出を作ってくださいね♪

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