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子育て中のママにもぜひ見てほしい映画『幸福は日々の中に。』

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答えのない育児に試行錯誤しながら奮闘中のママへ。
今回はそんなママたちに、2016年7月2日(土)に公開されるドキュメンタリー映画『幸福は日々の中に。』をご紹介します。

舞台の「しょうぶ学園」とは?

「しょうぶ学園」は、鹿児島市内にある知的障がい者の入所、通所施設。
敷地内には、カフェ、工房、ギャラリーなどが点在し、その人がその人らしく過ごすための環境が整っています。
しょうぶ学園では、創設以来ものづくりを事業の柱としてきました。その活動を担っているのが「工房しょうぶ」です。工房しょうぶでは、工芸や芸術など創造的な活動を続け、国内外で展覧会の開催・出展を行い、高い評価を受けています。

それぞれの秩序の中で生きる人々

本作は、学園の創作活動の中から生まれたパーカッショングループ「otto&orabu」と、布と糸を用いて刺繍や縫い物で遊ぶ「nui project」をはじめとする、園生の活動、生活、インタビューをまとめたドキュメンタリーです。
「otto&orabu」の力強いセッションのシーンでは、不揃いな音の中に心地よいリズムが感じられ、生き生きとした目の園生の姿が映し出されています。その一方で、庭にしゃがんで遠くを見つめる男性や縫い物の作業中に叫び出す男性など、私たちが普通と思っている社会の秩序とは違う秩序の中で生きる園生の姿を見ることになります。

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育児中のママにおすすめな理由

筆者が育児中のママにぜひ見てもらいたいと思った理由は、この映画が私たちに問いかけてくるものが、子どもと向き合うヒントにもなると思ったからです。
親として、子どもに社会のルールや秩序を教え、皆と足並みを揃えられるよう導くことは大切だと思います。ただ、これは駄目、あれも駄目、こうした方がいい、と大人のルールを子どもに押し付けすぎていたり、社会で正しいとされるルールにがんじがらめになって、ママ自身が苦しくなってしまうことってないですか。
私たちは「otto&orabu」の音色のように、皆それぞれの違ったリズムを本来持っているはず。ズレていても、バラバラでも構わない、そこから心地よい音を奏でればいい。「人と違うこと」を肯定できる社会を作る努力と、まずは家庭の中で、子どもなりのリズムや秩序を受け入れ、肯定してあげられる親になりたいなと感じました。

『幸福は日々の中に。』は、2016年7月2日(土)よりシアター・イメージフォーラム、ほか全国順次公開予定。
子どもと毎日向き合うママに、ぜひ見てもらいたい作品です。

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【参考】
『幸福は日々の中に。』

PHOTO/©silent voice/werner penzel film production

転載元:子育て中のママにもぜひ見てほしい映画『幸福は日々の中に。』(by マムメモ)

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