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妊娠で貧血気味…効率よく鉄分を摂取する方法は?

記事提供:イクシル

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妊娠で貧血気味…効率よく鉄分を摂取する方法は?
妊娠中に貧血でめまいや立ちくらみを経験された方もいらっしゃることでしょう。今回のプレママもその1人。貧血防止に鉄分をサプリメントに頼らず摂取したいという相談ですが、専門家たちの意見はどうでしょうか。

貧血に悩むプレママからの相談:「サプリメントなしでも鉄分補給は可能?」

『33歳で初めての妊娠です。もともと貧血気味でしたが、妊娠がわかってから徐々にめまいや立ちくらみが多くなり、この前は椅子から立ち上がっただけでふらついてしまいました。食事から鉄分を摂ろうと、レバーやほうれん草などを多く摂取していますが、それに加えてサプリメントで鉄分を摂取してもよいのでしょうか。サプリメントに頼らずに鉄分を補給できる効率のよい方法があれば教えてください。(33歳・女性)』

毎日少しずつ鉄分補給を

鉄分が不足すると、母体や胎児に影響を及ぼす可能性もあります。量を守ればサプリメントの摂取も問題ないようです。

『貧血にも種類があるのをご存知でしょうか。貧血のひとつに【鉄欠乏性貧血】がありますが、特に鉄分の摂取が有効なのはこの鉄欠乏性貧血です。ほとんどの女性の場合はこの鉄欠乏性貧血であることが多いです。(産科・婦人科看護師)』

『鉄分が不足すると重度の貧血になり母体のほか胎児に酸素や栄養が送られず、胎児の発育が遅れ、低出生体重児になることもあります。サプリメントも過剰摂取さえしなければ心配はいらず、体調に合わせて調節してもよいです。不安な時は医師や助産師に相談して摂取するとよいでしょう。(一般内科看護師)』

『鉄分だけではなく他の栄養素でも同じですが、一度に大量に摂取することは控えたほうがよいでしょう。1日に必要な鉄分の量を一度に摂取するのではなく、3回に分けて摂取してください。そして毎日継続していくことが重要です。(産科・婦人科看護師)』

効率よく摂取するためのポイント

ビタミンやたんぱく質との組み合わせなど、食べ方の工夫で食品から鉄分を効率よく摂取しましょう。

『妊娠中は、自分と胎児の両方の全身に血液を送るため、血液量が増えるにも関わらず、赤血球の量が増えないために、貧血気味になる妊婦さんが多いです。鉄分はヘム鉄と非ヘム鉄があり肉や魚は吸収率の良いヘム鉄が含まれています。また海藻類や大豆などは非ヘム鉄が含まれています。鉄分の多い食品にはレバーや卵黄、煮干し、あさり、ひじきや青のり、小松菜やほうれん草などがあります。(一般内科看護師)』

『ビタミンCやタンパク質と一緒に食べると吸収率もアップします。タンパク質はイワシやまぐろ、アジ、豆腐などに含まれ、ビタミン類ではブロッコリーやピーマン、パセリ、芽キャベツなどがお勧めです。鉄分の多いレバーの過剰摂取は胎児奇形の原因になるので、適量を守り摂取するようにしてください。(一般内科看護師)』

『鉄分の多い食品を摂取してもコーヒーや紅茶、緑茶は鉄分の吸収を妨げてしまうので摂取を控えるようにします。サプリメントに関しては、妊婦でも安心して摂取できるサプリメントもあるので上手に活用してもよいと思います。(一般内科看護師)』

『鉄分を補いたい時のポイントはその摂取量だけではありません。鉄分を含む食材とビタミンCを含む食材を一緒に摂取することで、鉄分が身体に吸収されやすくなります。(産科・婦人科看護師)』

鉄分は毎日少量を摂取し続けるのが有効とのこと。効率よく吸収できる食べあわせと、妊婦さんも摂取可能なサプリメントを活用しましょう。

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(by イクシル)